おはようございまます。
しかし古川奈穂騎手の活躍はすごいですね。4週連続の通算5勝目ということで、初勝利からの4週連続勝利は福永騎手に並びました。菜七子騎手はよく成績を比べられますが、斤量の差ももちろんですが、やはり矢作厩舎所属というのが大きいですね。乗せてもらっている馬の質が違い過ぎます。
さて土曜日はG3 ダービー卿CTが中山芝1600mで行われました。勝ったのはシルクのテルツェット(4牝・和田正厩舎)でした。これで6戦5勝 3着1回。マイル戦では負け無しの4戦4勝です。この馬はシルクの追加募集の馬でした。2018年のセレクトセールで5400万円で落札されて5600万円募集ですから妥当な募集額でした。一口11.2万円でしたので個人的には追加募集の予算としてはオーバーだったので応募しませんでした。しかし血統は抜群です。祖母がラヴズオンリーミーですから、近親にリアルスティール、ラヴズオンリーユーがいる、ミエスク牝系の馬です。しかしStormCat系とディープの相性は一つ間に挟んでも良い仔を出しますね。レースぶりとしては中盤までは後方に置かれていたのですが、4コーナー周る頃には中段から前目くらいにつけて、いい加速を見せていました。デムーロ騎手も久々の重賞勝ちですね。このあとは順調ならヴィクトリアマイルに向かうでしょう。
日曜日のG1 大阪杯はキャロットのレイパパレ(4牝・高野厩舎)がデビューから無傷の6連勝で古馬芝G1を制覇しました。しかも3冠馬コントレイル、最強短距離馬グランアレグリアが混じる中での勝利。逃げて、直線では馬場の良い外側を走り、影を踏ませぬ逃走劇でした。直線ではコントレイル、グランアレグリア、サリオスを突き放す強い内容でした。馬場適正の差も出たかもしれませんが、G1初挑戦でこの結果には正直驚きました。知り合いの出資馬なので尚更嬉しかったです。血統は父ディープ×母父クロフネで兄にホープフルS勝ちのシャイニングレイ、叔父にブラックシェル。募集価格は6000万円でした。
今回は5000〜6000万円の牝馬としてはまずまず高価格帯の馬が活躍しましたね。大きいところを狙うならやはりこれくらいまでは検討した方がいいですね。牡馬の1億超えクラスだと回収が難しいですが、牝馬の良血はこれくらいの価格帯でも募集されていますから、狙い目かもしれません。今年はキャロットは牝馬と決めているので参考にしたいと思います。
*写真はキャロットクラブより転載の許可を得ています。