シルク アメリカンビキニ出走☆続戦&ダート1,000mで勝ち上がりへ ☆

7/10 在厩場所：栗東トレセン

斉藤崇史調教師「10日に坂路コースで併せて追い切りを行いました。小倉競馬場までの輸送が控えているので、終い重点の形を採りましたが、前半の馬場の綺麗な時間帯だったとは言え、ラスト1ハロン12.1秒としっかり動けていましたよ。レースに騎乗予定の吉村誠之助騎手に感触を確かめてもらいましたが、『スッとスピードに乗っていく感じではなかったですが、ストライドが大きくてダイナミックな走りでしたし、仕掛けるとしっかりと加速してくれました。走りの感じでは1,000ｍの馬ではなく、もう少し距離はある方が良さそうですが、この時期の2歳戦ならそこまで速くなることはないと思うので、上手くエスコートできるように頑張りたいと思います』とのことでした。ストライドが大きな馬なので、二の脚が付くまで時間は掛かりますが、前走ほど出していかなくても流れに乗っていくことが出来ると思いますし、馬のリズムに合わせて進めていけば、最後までバテずに走ってくれるはずです。また、一度使って心身ともにピリッとしてきましたし、ロスなく立ち回れば十分勝機があると思っているので、ジョッキーには上手くエスコートしてもらいたいですね」

7/4 在厩場所：栗東トレセン
斉藤崇史調教師「その後も心身の状態は変わりなかったので、昨日に坂路コースで併せて追い切りを行っています。道中はアメリカンビキニが追走し、最後は古馬1勝クラスのマルクパージュに0.2秒先着してくれました。手が動いている相手に対して、こちらは馬なりのままスッと加速することが出来ていました。騎乗した助手は『一度使って前向きになっていますし、軽く促した程度でスッと加速してくれました。上積みはかなり期待できそうです』と好感触でしたよ。ここにきて蒸し暑くなってきましたが、馬の様子を見てもケロッとして雰囲気は良いですから、今の状態を維持しつつ、来週の競馬に備えていきたいと思います」

6/27 在厩場所：栗東トレセン
斉藤崇史調教師「その後もレースの反動が出ることはなかったので、本日は坂路コースで軽く時計を出しています。全体の時計はそこまで速くないものの、ラスト1ハロンは馬なりのままスッと加速することが出来ていましたし、一度使って動きが素軽くなっていますよ。次走は1,000ｍ戦を使わせていただきますが、この時期の2歳戦はそこまでペースが速くなることはないですし、前走の感じを見ても流れに戸惑うようなことはないと見ています。なお、鞍上は減量の利く吉村誠之助騎手に依頼しています」

6/19 在厩場所：栗東トレセン 斉藤崇史調教師「トレセンでは落ち着いて調教に取り組めていましたが、デビュー戦と言うことで、競馬場に着いてどのように気持ちに変化があるか注意していました。ただ、京都競馬場に到着後も落ち着いていましたし、パドックでも落ち着いて歩くことが出来ていました。ゲート試験に合格後はゲート練習を行っていませんでしたが、試験の際はまずまずの反応で出ることが出来ていましたし、スッと良いスピードで加速していたので、競馬でも対応してくれると思っていたものの、いかにも初戦らしいスタートでしたね。スッと好位に取り付けることが出来たものの、その後の立ち回りが少しチグハグでした。砂を被らないように外目を走らせたようですが、パトロールを見るとかなり外を走っていますし、さすがにあれではジリジリとしか伸びませんね。流れも遅かったですし、途中からでも主張していれば違った結果になっていたかもしれません。初戦から結果を残したかっただけに残念ですが、レースセンスの良いところが見られましたし、あの感じなら距離が延びても対応してくれそうです。レース後は脚元を含めて目立ったダメージはなく、飼い葉をよく食べてコンディションは良いです。今週いっぱい様子を見させていただいて、それでも問題ないようでしたら、このまま在厩させて7月13日の小倉・Ｄ1,000ｍ戦に向かう方向で考えています」