先週の重賞振り返り【アイビスサマーダッシュ & クイーンステークス】

  • 2024年7月28日
  • 競馬

勝ったのは国分恭騎手騎乗の3番人気モズメイメイ(牝4/音無)でした。ハギノメーテル以外は外ラチ沿いに集中する中、外枠から馬場の外寄りを抜け出して勝利し重賞3勝目。

父リアルインパクト 母インラグジュアリー(母父Frankel)という血統の社台ファーム生産馬。祖母のインランジェリーは米G1のスピンスターS勝ちの実績。セレクトセールで5,060万円で取引された本馬ですが、G1タイトルこそ無いものの短距離重賞を3つ制して父の代表産駒となるラウダシオンに次ぐ活躍を見せています。父産駒はどうも成績が物足りず最近はノーザン系クラブの募集も無くなりましたが細々ながらも頑張っていますね。

国分恭騎手の重賞制覇は2022年の京都記念のアフリカンゴールド以来。前走がデビュー2戦目以来の久々のコンビで3着。そして今回1着と手が合っているのかもしれませんね。

これでサマースプリントシリーズで暫定トップに立ちましたね✨

勝ったのは丹内騎手騎乗の5番人気コガネノソラ(牝3/菊沢)でした。中団からのレースでしたが、直線では馬場の真ん中を抜けるとボンドガールとの激戦を制して重賞初制覇。3歳牝馬で51kgで出走できたことも大きかったですが、ボンドガールを退けたのは馬場の恩恵もあったかもしれませんね。

父ゴールドシップ 母マイネヒメル(母父ロージズインメイ)という血統のビッグレットファーム生産馬。ビッグレッドファーム拘りの父と母父の組み合わせ。近親に京王杯2歳S勝ちのコラソンビートや香港ヴァース勝ちのウインマリリンがいる良血。未勝利から3連勝でスイートピーSを勝ちオークスに駒を進めるも12着に敗れていました。

何よりも出資馬ベストミーエヴァーが未勝利、スイートピーSと2度敗れた相手。そんな馬がついに重賞を制した訳ですからね。スイートピーSでは着差をつけられてしまいましたし、ベストミーエヴァーは1勝クラスで足止めを喰らっていますが、ここからの成長力で巻き返して欲しいですね。

そしてボンドガールは3度目の重賞2着。2勝目が遠いですが着実に賞金は加算されているので重賞制覇も近いでしょうね。


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