【2歳戦開始から2ヶ月】ファーストシーズンサイヤーの成績表【2歳レコードも連発】

  • 2024年7月28日
  • 競馬

6月に2歳戦がスタートして2ヶ月。好スタートを切った種牡馬もいればいまだに結果が出ていない種牡馬もいて明暗が分かれています。ただこの時期ですから早めから活躍できる/できないの問題もあると思いますし、距離適性の問題もあると思います。

4勝】

アドマイヤマーズ

主な勝ち馬:エンブロイダリー(新潟芝1,800m 2歳コースレコード)

新馬勝ちをする馬もいましたが、新潟開幕週でシルクのエンブロイダリーが2歳レコードで持ったままの大楽勝。素質馬が集まった新馬2着から未勝利を制してポテンシャルの高さを見せました。昨年の募集時は個人的にも上位(22位T)評価。アドマイヤマーズは牝馬で良い馬を出すと思っていましたがまさにその通りに。

タワーオブロンドン

主な勝ち馬:アーリントンロウ(新潟芝1,400m 2歳コースレコード)

京都芝1,400mの新馬戦では人気薄で2着。新潟開幕週で先行するとこちらはムチは入りましたが2歳コースレコードを更新。こちらはシルクの追加募集で大人気だった馬。募集時から見栄えのする馬体で、大人気でしたが登別上水牧場生産で渋めの血統だったので正直血統面ではあまり評価できませんでしたが、動きは良かったですからね。ノーザン系の牧場からは勝ち馬が出ていないのに4勝は単純に種牡馬としての力が凄いですね。

【3勝】

ナダル

主な勝ち馬:クレーキング(新馬勝ち)、ポートデラメール(新馬勝ち)

3勝全てが新馬勝ち。特にシルクの上記2頭が東西で芝、ダートで結果を出してくれました。最終的にはダートに落ち着く馬が多そうな種牡馬ですが母父ディープのように小さく出そうな牝馬につけられた場合は芝にも出る可能性がありそうで、2歳戦は十分通用しそうですね。

サートゥルナーリア

主な勝ち馬:コートアリシアン(新馬勝ち)、マジカルフェアリー(新馬勝ち)

こちらも勝ち上がり3頭は全て新馬勝ちで初戦から結果を残していますが、全てが牝馬という偏り。そもそも牡馬のデビュー済が圧倒的に少ない。今は仕上がりの早さの違いなのかな?とも思いますがフィリーサイアーの可能性も?そして今のところ勝ち馬にノーザンファーム生産馬なし。

以下モズアスコット、ウインブライト、ミスターメロディ、シスキンと続いていますが、産駒が初年度7頭しかいないシスキンが2頭デビューして1勝を挙げているというのは凄いですね。

そしてここから現状期待外れな成績なのが⬇️

フィエールマン

ルヴァンスレーヴ

ゴールドドリーム

ルヴァンスレーヴ、ゴールドドリームはそもそもダートの番組がまだまだ少ないので秋にかけて成績は上げてくるでしょうが、フィエールマンに関してはさっぱりな成績。もちろん2,000mクラスのレースがまだ少ないということもあるかもしれませんが…馬券圏内にも絡んでこないのは心配です。それでもノーザン生産馬はこれからデビューですからそこに期待ですね。

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