レパードステークス 新潟 ダ1,800m
勝ったのは戸崎騎手騎乗の1番人気ミッキーファイト(牡3/田中博)でした。3、4番手を追走して直線は先に抜け出したサトノフェニックスとの一騎打ちを制して重賞初制覇となりました。
父ドレフォン 母スペシャルグルーヴ(母父スペシャルウィーク)という血統のノーザンファーム生産馬。半兄にチャンピオンズカップを制したジュンライトボルトや中京記念を制したグルーヴィットがいるダイナカール→エアグルーヴ牝系の牡馬になります。最近はクラブに産駒が回って来なくなってしまったのが残念。ドレフォン産駒のJRA重賞制覇はジオグリフの皐月賞以来と苦しんでいますが、もっとダート系の繁殖とつければダートで活躍する産駒が出て来そうなんですけどね…
2着のサトノフェニックスは11番人気でしたが兵庫JG2着、全日本2歳優駿5着と2歳時は世代上位の力を示していましたし、今年も海外遠征でサウジ、ドバイを転戦してドバイは出走取消となってしまった訳で日本では力上位ということだったのでしょうね。
エルムステークス 札幌 ダ1,700m
勝ったのは横山和騎手騎乗の5番人気ペイシャエス(牡5/小西)でした。こちらも4、5番手を追走。道中押して押してだったので手応えが怪しかったのですが、直線では抜け出したドゥラエレーデをゴール前できっちり交わして重賞3勝目を挙げました。
父エスポワールシチー 母リサプシュケ(母父ワイルドラッシュ)という血統の高村伸一さんの生産馬。2023年の重賞勝利はありませんでしたが、3歳時にはユニコーンS、名古屋グランプリとダートグレード競走を2勝し、JDD2着、JBCクラシック3着という実績があります。
ドゥラエレーデは久々の連対で2着。芝G1のホープフルSの勝ち馬ですがダートで勝ち上がり、芝未勝利で芝G1を制した素質馬。その後は芝→ダートを行ったり来たりでしたが、ここを使って来たということはダート中距離路線を進んでいくんでしょうね。
そしてこのレースの3着にはこちらもドレフォン産駒の人気薄テーオードレフォンが入りました。ドレフォンはスノーグレースもお世話になってますし、応援している種牡馬なので頑張って欲しいですね。
ということで先週は真夏にダート重賞が2つ組まれました。新潟の変則時間開催も終了して今週からは通常通りに戻します。どうせなら今開催で継続すれば良かったのに?と思いますが来年以降どうなるでしょうか?