ここまでのMLB FA選手の動向-野手編

  • 2022年12月25日
  • その他

おはようございます。

前回に引き続いて今回は野手編です〜

まずは最注目のアーロン・ジャッジです💡

アーロン・ジャッジ(30) NYY残留

ヤンキースからFAとなったジャッジをめぐっては地元であるジャイアンツ、そして同じカリフォルニアのドジャース、パドレスが興味を示しているとのことでした。資金力のあるビッグシティ同士の札束での殴り合いか?と思いましたが最終的には古巣への残留となりました。パドレスファンとしては安堵…そしてその契約内容は9年3億6000万ドルという超大型契約となりました。チームの顔の選手ですし、2009年以来のワールドシリーズ制覇を狙うヤンキースとしてみたら簡単には手放すことができないピースでした。FAイヤーの今年、そして新人王資格のある2017年と節目節目でしっかりと成績を残していますし、それ以外の年も目立つほどではありませんが高いレベルで成績が安定しています。外野手で故障のリスクも少ないので長期契約も納得です。ただ来シーズンは今シーズンの数字もありますから、相当マークされるでしょうし、攻めもより厳しくなると思いますから死球にも注意ですね。

続いて遊撃Big4にも動きがありました💡

トレイ・ターナー(29) LADPHI

ドジャースからFAとなったターナーは何とフィリーズと11年3億ドルの契約を結びました。ショートの選手と40歳シーズンまでの契約を結ぶとは…しかもターナーはパワーヒッタータイプでは無くてアベレージとスピードを生かすタイプですからね。年齢を重ねると目への影響があるでしょうし、機動力タイプの選手は故障のリスクもありますから、ハイリスクな契約に見えますね🤔フィリーズは今年ワールドシリーズまで進出しましたが、野手には何と言ってもブライス・ハーパーという看板選手がいます。2人はWSHでも一緒にプレーしていましたが、今は2人ともPHIで大型契約を結んでいます。ハーパーが抜けた後にWSHはワールドシリーズを制覇し、ターナーはチャンピオンリングを獲得しましたが、ハーパーは今シーズン惜しくも獲得できず。来シーズンこのコンビがNLを沸かせることができるのでしょうか?PHIにはSSでルーキーのブライソン・ストットがいますが、コンバートするのか?もしくはターナーは2BもOFもできるのでターナーがコンバート?

ザンダー・ボガーツ(30) BOSSD

これは個人的に超以外でした!パドレスが遊撃手の獲得を狙っているというのはいくつかのソースで伝わっていましたが、タティスJr.がいるのに?と思っていました。しかもパドレスは上記のターナーにも手を出していて2ndチョイスとしてこのボガーツと契約した模様。しかも契約内容は11年2億8000万ドルと41歳までの契約😲パドレスはマチャド、タティスに続いてボガーツとも長期契約を結びましたが、不良債権化しないことを願うばかりですね…来シーズンはフアン・ソトのFAもあります。あれだけの有望株を放出して獲得したので、契約延長できると良いのですが。ボガーツはMLB通算で.292というハイアベレージをキープしています。本塁打は多くはありませんが、成績の安定感は抜群です。これで打線はかなり分厚くなります。

1 タティスJr. 2 ソト 3ボガーツ 4 マチャド

オールスターですか?w

カルロス・コレア(28) MINSF

BIG4の中で最も若いコレアですが、獲得したのはジャッジを逃したサンフランシスコ・ジャイアンツでした。しかも契約は13年に及ぶ長期契約。13年総額3億5000万ドルでオプトアウトの条項は無し。全球団に対するトレード拒否権がある模様です。コレアは昨年もFA市場に出てミネソタ・ツインズと3年契約を結びましたが、オプトアウトの条項があったので再びFA市場に出ることとなりました。ある意味再び勝負の年だった今年は出場試合数は減ったものの打率は.300近く残しました。HR、RBIは減りましたがこの辺りは球場の影響などもあるでしょうからね。ジャイアンツのSSにはクロフォードがいますが年齢も重ねてきましたので、スムーズに世代交代となるでしょうね。SDのライバルチームに強力な選手が加わりましたね…しかしLADはここまで大人しいです。NL西地区の行方が気になりますね。

と12/20までは思っていたのですが、まさかまさかの身体検査でSFへの移籍が破断に。そしてなんと

カルロス・コレア(28) MINNYM

メッツと契約を結ぶことに😵今度は12年3億1500万ドルという契約となりました。メッツの遊撃手にはフランシスコ・リンドーアがいますが、どうも成績がパッとしません。ただリンドーアも長期契約を結んでいる選手ですし、コレアが3Bにコンバートという報道もありますね。果たしてこれはメッツとジャイアンツどちらが得をしたことになるのでしょうか?もちろんこれだけの契約ですから結果は数年後に検証する必要があります。メッツの資金力恐るべし…

と12/24までは思っていたのですが、そのメッツの身体検査でも異常の指摘がありこちらも怪しくなりました。

ダンズビー・スワンソン(28) ATLCHC

BIG4で最後に契約に至ったのがどちらかと言えば守備が光るスワンソンでした。契約内容も上述の3人と比べると短期の7年1億7700万円での契約となりました。それでもカブスの歴史の中では史上2番目の大型契約となります。カブスが長期契約を結ぶこと自体も珍しいです。カブスは再建中のチームですが、守備の要の遊撃手にいい選手を獲得しましたね💡内野のスワンソン、外野の鈴木誠也でチームを立て直していく考えでしょうか?カブスのSSにはニコ・ホーナー(25)がいますが、こちらが2Bにコンバートされる見通しです。2015年のドラフト全体1位のスワンソンの今回の契約には結婚したばかりの奥さんの事情が大きいようですね。奥さんはサッカー選手でシカゴが本拠地のチームに所属。家族との時間を優先した契約なんでしょうね✨

それ以外の選手にも動きがありました。今シーズンのフラッグディールトレードでの移籍は無く、FAとなったCHC ウィリアム・コントレラス(30)はカージナルスへ移籍することになりました。今シーズンでやディアー・モリーナが引退しましたのでその後釜をしっかりと獲得することができました。ただ守備に関してはモリーナの方が上だろうなぁと思います。それでもコントレラスの場合は打撃が魅力的です。

そして日本人選手としてはオリックスの吉田正尚(29)がレッドソックスへポスティングでの移籍が決定したとのこと。5年9000万ドルの契約になるとのこと。フェンウェイスタジアムはライトのフェンスが低いですから吉田選手ほどの飛距離があれば簡単にホームランになりそうです。あとはメジャーへの対応ですが、速いボールには強い印象がありますし、インコースの捌き方も上手い選手ですから、動くボールに対応できるかどうかですね。ボストンは寒さもありますし、伝統のあるチームで、野球に厳しい東地区ですから難しい条件はいろいろありますが克服して欲しいですね。なんだかんだレッドソックスは日本人選手大好きですね。

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