シルク サンデュエル出走☆初のダート1,200mに挑戦 スピードへの対応が鍵☆

今週はシルクの3歳馬サンデュエル(牡3/栗田)が中山で出走。元々は新潟での出走を狙っていましたが、除外続きで結局再度放牧。そしてここを目標に変更して再度調整してきました。

● サンデュエル ●

2023.09.14在厩場所:美浦トレセン
栗田徹調教師「13日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はサンデュエルが先行して、直線では外に進路を取って脚を伸ばすと、最後は半馬身ほど先着して終えています。直線では強めに乗り役の手が動く格好となりましたが、ラスト1ハロンは11秒台をマーク出来ていますし、脚取り自体は最後までしっかりとしていましたね。息遣いは相変わらず気になるものの、追い切りでのパフォーマンスには良い意味で変わりありません。今回は1,200m戦を試させていただくと共に、ブリンカーも着用して挑む予定ですから、そういった変化が良い方に向いてくれればと期待しています。なお、17日の方に横山琉人騎手で投票させていただきました」

2023.09.06 在厩場所:美浦トレセン
栗田徹調教師「6日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はサンデュエルが追走して、直線では内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。先週末には半マイルからサッと脚を伸ばす形で時計を出していて、その時の動きに問題は無かったので、今日は5ハロンから追い切りましたが、全体的な動きは悪くなかったですね。息遣いには相変わらず荒さはあるものの、追い切りくらいの負荷であれば苦しがるような様子は無く、脚取りは最後までしっかりとしています。ノーザンファーム天栄でもしっかりと乗り込んでもらっていたので、馬体には緩んだ感じも無いですし、来週の中山のD1,200m戦を目指したいと思います。番組は2鞍組まれているので、想定や鞍上等を鑑みてどうするか判断していきます」

元々勝った時もそうですが、ガシガシ追って行って加速して差し切るというレースが持ち味。ということでしっかり追ってくれる外国人騎手との手が合っていて、マーカンド騎手とのコンビ以外だと成績が微妙なのが正直なところ。今回は減量騎手の横山琉人騎手との初コンビ。スプリントのペースについて行けるかの不安はありますが、減量をプラスにして欲しいですね。

元々前進気性が足りない馬なので今回のスプリント戦を戦った結果、良い方向に向かってくれると嬉しいです。今回は調教でも動きが良さそうですし、ブリンカーも初着用。全てが噛み合ってくれたら人気以上の結果は残せるのでは無いかと…

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ちなみにそんなサンデュエルの血統は⏬シルクながら桑田牧場生産で5,000万円募集ということで人気はありませんでしたがしっかり勝ち上がりは決めてくれています。

正直近親に目立った活躍馬はいないのですが、曽祖母フェアリードールの産駒には活躍馬が多数。筆頭はトゥザヴィクトリーですがトゥザヴィクトリー産駒からもトゥザグローリーやトゥザワールド、トーセンビクトリーといった重賞馬が出ていて、牝系としてもアゲヒバリの産駒にメドウラーク、リオンリオンの2頭の重賞馬がいます。サイレントディール、ビーポジティブ、デニムアンドルビー、フェアリーポルカ、プロフェット、クラージュゲリエとその他にも多くの重賞勝ち馬が出ているのですが何故かこのフィエラメンテを通った血統だけは重賞勝ち馬どころかJRAで複数勝利を挙げた馬もいないというフェアリードール系で日の目を見ていない系統になります。この系統初のJRA2勝目をサンデュエルが挙げてくれることを期待したいですね✨

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