今週はシルクの2歳馬ベストミーエヴァー(牝2/国枝)が新潟芝1,800mの新馬戦デビューを迎える予定です。出走確定は今日ですが、今週は4頭も出走予定なので前倒しでのご紹介。なので除外になったらすいません😅
● ベストミーエヴァー ●
2023.08.16 在厩場所：美浦トレセン
国枝栄調教師「16日に南Ｗコースで併せて追い切りを行いました。道中はベストミーエヴァーが追走して、直線では内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。ハロー明けで走りやすい馬場状態だったとは言え、5ハロンから66.6秒のラスト1ハロンは11.8秒と良いタイムでまとめることが出来ましたし、手応えも最後までしっかりとしていました。先週末にもＷコースで5ハロンから時計を出していることから、中身の方も着実に良化してきている印象です。走り出すと気が入る部分はあるものの、牝馬にしては普段は比較的ドッシリとして落ち着いているタイプですし、新潟競馬場までの輸送も問題なくこなしてくれるのではないかと考えています。そこまで切れる脚を使えるタイプでは無さそうですし、練習ではゲートで悪さをするようなこともありませんから、上手くスタートを決めて良いポジションからレースを進めてもらいたいですね。鞍上は調教にも跨ってもらった元気（丸山元気騎手）に依頼しています」
2023.08.09 在厩場所：美浦トレセン
在厩場所：美浦トレセン
国枝栄調教師「9日に南Ｗコースで併せて追い切りを行いました。道中はベストミーエヴァーが先行して、直線では外に進路を取って脚を伸ばすと、最後は1馬身ほど先着しています。追い切りをこなす毎に馬場に入ると、段々と気が入りやすくなってきていますから、その点は今後も注意していく必要がありますが、逆に気持ちが入ってきた分、終いの反応の良さは増してきている印象で、動き自体はまずまずだったと思います。息遣いの方も先週よりも上向いてきていますし、今日の感じであれば来週の新潟・芝1,800ｍ戦を視野に入れることが出来そうです」
元々は8/5の新潟芝1,800m戦でのデビュー予定でした。シルクの国枝厩舎所属で2回新潟2週目にデビューした馬と言えば、そう！アーモンドアイです！アーモンドアイは日曜日の芝1,400m戦でルメール騎手でデビューして2着に敗れていますが、10月の東京の未勝利戦で勝利。距離も今考えると短かったですし、国枝仕上げで牝馬の初戦は軽めに仕上げられていると考えると2着に来たのが後の活躍を暗示していましたね。
右前球節の痛みがあったことで8/5のレースは回避して2週間スライド。元々目標としていたレースにはなかなか強い馬もいましたし、スライドしたことで乗り込み量も増やすことができ、反応も良化しているようです。ただ国枝厩舎ですから、あくまでここは叩きで秋の東京でというところかと思います。逆にここで勝てれば儲けものです。
ベストミーエヴァーの血統は⏬
父のNo Nay Neverは日本ではユニコーンライオンが中距離重賞2勝。欧州では6Fから8Fくらいの舞台での活躍馬が目立ちます。過去に本馬に対するコメントでも距離適性が分からないというコメントもあったように血統だけだと掴みきれないところがありそうですね。母のデルフィニアⅡは英国のG1チャンピオンズフィリーズ&メアズ、フランスのG1ロワイヤリュー賞と12F付近の路線での2着があ理ました。そう考えると今回の1,800mは今後の適性を図る上でもちょうどいい距離設定かもしれませんね。
鞍上は今週の調教にも騎乗した丸山騎手に決定。元々が川田騎手を予定していたので、がっかりしている出資者の方もいると思いますが、重賞が札幌と小倉である中なので致し方なし。ただ以前も紹介しましたが丸山騎手がデビュー戦で騎乗した愛馬は2頭いて、どちらも勝ち上がり。ヴァイスメテオールは重賞を勝ち、リステッドも1勝。スノーグレースは3勝クラスまで来ました。どちらもベストミーエヴァー同様シルクの馬でしたし、個人的には朗報でしたね✨
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