ストラーデビアンケの勝者はマチュー

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マチュー・ファンデルプール Instagramより

おはようございます。

先週3/6にイタリアで開催されたワンデークラシックのストラーデビアンケ。

優勝したのはマチュー・ファンデルプール(26歳 オランダ アルペシン・フェニックス)でした。

各チームを代表するエース格の選手が登場した今大会。モニュメントと呼ばれる、ミラノ〜サンレモ、ロンド・ファン・フラーンデレン、パリ〜ルーベ、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ、イル・ロンバルディアの5大クラシックに加えるべきだとも言われている、選手からも人気の高いレースです。そのうち6大クラシックになるかもしれません。

主な参加選手は昨年のツールドフランスの覇者 タディ・ポガチャル(スロベニア UAEチームエミレーツ)、一昨年のツールドフランスの覇者 エガン・ベルナル(コロンビア イネオス・グレナディアーズ)、ロード世界王者 ジュリアン・アラフィリップ(フランス ドゥクーニンク・クイックステップ)、昨年奇跡の大復活を遂げたワウト・ファンアールト(ベルギー ユンボ・ヴィスマ)、そしてそのファンアールトのユース時代からのライバル マチュー・ファンデルプール(オランダ アルペシン・フェニックス)などなどです。

このレースはグラベルと呼ばれる未舗装区間を走らなければならず、車やバイク、選手が走るたびに白い粉塵が巻き上がります。そして石が普通に転がっているので落車、パンクに注意が必要です。

レース中盤からは上記の選手が一団となり前の方でレースを進めました。本命とされていたのは昨年のこのレースの覇者でもあるファンアールトでしたが、このレースが今シーズンの初戦ということもあり、上りでついて行けなくなります。勝負はファンデルプール、アラフィリップ、ベルナルに絞られた最後の石畳の上り坂でファンデルプールが一気に加速。上りに強いアラフィリップが簡単に置かれてしまい、ファンデルプールの圧勝。その後アラフィリップ、ベルナルの順でゴールしました。

マチューは上位の選手の中では体が大きく、体重もあるので上り坂は厳しいと思われていたのですが全く苦にしませんでした。今年は順調ならついにツールドフランスにも登場すると言われていますから楽しみです。ちなみにマチューはシクロクロスの現世界王者で、ユース時代からシクロクロスでワウトとはライバルでした。ロードでもバチバチにやり合っている二人の関係にも今後も注目です。

そしてマチューといえばめちゃくちゃかっこいい顔立ち。ロードレース界No.1と個人的には思っています。

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