ドゥラメンテのラストクロップはどうする?

現3歳世代から阪神JF、桜花賞を制したリバティアイランド、ホープフルSを勝利し、UAEダービーも2着と二刀流の活躍のドゥラエレーデを出し、4歳世代に2冠牝馬スターズオンアース、5歳世代に中長距離路線の現役最強馬タイトルホルダーがいる種牡馬ドゥラメンテ。2021年に惜しくも死亡してしまい、ラストクロップは今年募集の2022年産になります。種付け価格1,000万円に上昇していましたし、産駒の活躍、ラストクロップという要素も重なって産駒の価格は上昇しそうですが、人気にもなるでしょうね。高くても実際一口クラブの馬で成功していますし、毎世代当たりがいる訳ですからね。

今年は狙いたい種牡馬は⏬にまとめています。

基本的には初年度、2年目の種牡馬を中心に考えていますが、大好きなドゥラメンテ産駒もラストと考えると行っておきたくなりますね。現2歳世代はドゥラメンテ産駒には出資していませんでしたが、初年度産駒から3年続けて一応出資はしています。全然ダメだったのは怪我の影響で未出走引退となったサパーダ1頭ですし、ハズレが少ない印象です。

そこでNF生産のドゥラメンテ産駒でシルク、キャロットに回って来そうな馬をピックアップしてみました。

ウィープノーモアの22

セレクトセールに行く可能性もありますが一応半姉のキープスマイリングはキャロット募集の出資馬です。ドゥラメンテと米国系🇺🇸の母系との組み合わせからG1勝はありませんが、時間の問題だと思いますし、ダートの怪物になる可能性も。

ザマッケムブレットの22

キズナ産駒の半姉はセレクト行き。曽祖母がリッチダンサーということでキャロットお馴染みのフロアクラフトやバウンスシャッセが近親にいます。こちらは欧州系🇪🇺の母系。母も重賞勝ち馬で英国のスプリントG1で2着の実績。

シークレットスパイスの22

母は米国🇺🇸のダートG1ビホルダーマイルの勝ち馬で半兄はキャロット募集のクラッシファイド。アウトブリードで初仔の半兄より体質強化。ディスクリートキャット、A.P.Indy、Elusive Qualityが並ぶ母系から芝がダメでもダートでいける!

ファイナルスコアの22

母はイタリア🇮🇹G1のリディアテシオ賞勝ち。近親にチェリーコレクトやSea of Classがいる血統。日本でのこの系統の産駒は大きいところは取れていませんがどうか?牝馬の方が活躍が目立つのでその点がどうか?クラブ募集があればいいですが、一応半姉はキャロットでの募集。そして21年産はシルクの追加募集でリスト入りしましたが1番の不人気でした。

メリートの22

母は豪州系🇦🇺でリダウツチョイス産駒の短距離馬。本馬の半兄は重賞2着3回のキャンベルジュニア。過去の産駒はキャロット、サンデーRで募集。

リリサイドの22

母はフランス🇫🇷生まれで欧州系🇪🇺の繁殖。半姉はリスグラシューの良血。基本的にはキャロットの募集馬になることが多いですが、牝馬の方が成績は優勢。牡馬だと高いけど…という馬が多いのでセレクトセールに出した方が売れそう。

キラーグレイシスの22

母は米国系🇺🇸でダートG1の勝ち馬。本馬はキャロットのG1ホースであるキラーアビリティの半弟になります。母の産駒はサンデーR、シルク、キャロット、セレクトセールと行き先はバラバラ。

サロミナの22

母はドイツ🇩🇪生まれの欧州系🇪🇺のお馴染みサロミナ。ドイツオークス馬で繁殖としても既にサリオス、サラキア、サリエラ、エスコーラなどなど活躍馬多数の”S牝系”を紡ぐ存在。ドゥラメンテの王道血統で無事なら間違いなくシルク募集の目玉。

スウィッチインタイムの22 [中央オーナーズ]

母はアイルランド🇮🇪産の馬ですが、大きいところは勝っていません。祖母のSwitchが米国🇺🇸ダートでG1を2勝。母系に流れるのはアメリカ系🇺🇸の血で、そこにガリレオ🇪🇺を組み合わせてというパターン。母父ガリレオが日本でなかなか成功しませんが、祖母からの隔世遺伝に期待。1つ上はセレクトセール行き。本馬はオーナーズでの募集。

フォトコールの22

母はアイルランド🇮🇪生まれのガリレオ産駒で上述の馬と同じですが、こちらは愛国、米国の芝で走り、米国🇺🇸芝G1を2勝。持ち込みの産駒はキャロット募集、1つ上はセレクトセール。牝馬なのでクラブ募集になりそうな気がします。

マラコスタムブラダの22

母はアルゼンチン🇦🇷産のG1ホース。本馬の半姉がキャロットのレシステンシア。牡馬の場合はセレクトに回っていますが、牝馬の本馬はキャロットに来そう。キャロットの目玉の1頭になりますかね。

マルケッサの22 [サンデーR]

母はアルゼンチン系🇦🇷で祖母のマルペンサがアルゼンチンの🇦🇷G1ホース。そして本馬の叔父がサトノダイヤモンド、叔母にリナーテ。全兄にドゥラエレーデがいるという血統。全兄の活躍もありますから、募集されれば大人気。半姉の2021年産はキャロットの追加募集に名前がありましたが、特に頓挫の説明もなく追加募集という謎。本馬は王道サンデーRへ。

今回はNF生産馬をピックアップしましたが、ドゥラメンテはその血統が日本の主流血統を多く含むので日本の繁殖牝馬との産駒が少なく、海外の良血との産駒が多いのが特徴だと思います。今回取り上げた馬の血統のバックグラウンドも多種多様。どこかに当たりが隠れているはず!

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