ビッグレッドファームがベンバトル導入

  • 2021年11月7日
  • 競馬

おはようございます。

先日ニュースにもなっていました↓

ゴドルフィンの所有馬Benbatl ベンバトルビッグレッドファーム種牡馬入りすることが発表されました。そうビッグレッドファームです。なぜダーレージャパンファームじゃないの?と思ってしまいますが、ビッグレッドファームのHPを見ると譲ってもらったとありますので、交渉を続けていたのでしょうね。いくらで譲ってもらったのかが気になりますが…

ビッグレッドファームが導入した海外種牡馬はアイルハヴアナザーやコンデュイットなどあまり成績がパッとしないのが気がかりですが、ベンバトルは日本馬が活躍しやすいドバイ メイダンの芝で日本馬を破ってドバイターフを勝利していますから、日本の芝に適応できる裏付けはありますし、ダートでも重賞を勝っていますから潰しが効く種牡馬かもしれません。

父はDubai Millenniumから血を引く名種牡馬Dubawi。母Nahrainは仏米でG1を2勝あげている馬です。祖母も英オークス2着という良血の英国生産馬です。ダーレージャパンにはDubawi産駒のモンテロッソがいますから、もともとゴドルフィンとしても日本に輸出するつもりは無かったと思いますし、7歳まで現役を続けたということはそこまで種牡馬としての価値は見出せていなかったのかもしれませんね。確かにベンバトルはG1 3勝を含む重賞10勝をあげています。ただG1を勝った国がUAE、ドイツ、オーストラリアですから、欧州主要競馬の英愛仏で大きな勝利を挙げられていないというのもその理由かもしれません。

しかしそれは逆に言えば日本の競馬に合う可能性が大きいということでもあるのではないでしょうか?UAE、オーストラリアの芝では海外の中でも日本馬は比較的結果を残していますから、そこで結果を残したこの馬は欧州向きというよりは日本向きの馬かもしれません。

ミルリーフの4×5クロスという珍しいクロスを持っていますが、サンデー系、キンカメ系、ロベルト系なんでも来い!といった感じでしょうか?そんなに配合には苦労しなそうです(強いて言えばミスプロ系牝馬はちょっと考える必要があるかも)。まぁビッグレッドファームの繁殖の場合にはロージズインメイとの組み合わせが多くなりそうですが!

ちなみにユーバーレーベンの母マイネテレジアとの組み合わせだと↓

母系にもミルリーフがありましたので5×5が(正式には6×5×5)できます。ステイゴールド系との相性がいいマイネテレジアですので、普通に行けばゴールドシップを付けるでしょうが、これならもう少し短めの距離から活躍する産駒も出そうです。

ダーレー/ゴドルフィンの記事を書いていた身としてはこの新たなDubawi後継種牡馬の導入は嬉しいですね✨

産駒デビューが待ち遠しいですし、おそらくラフィアン/ウイン/ノルマンディーでの産駒募集もあると思いますので募集される頃にまた注目してみたいと思います。

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