ブレーブス26年ぶりのWS制覇から見るフラッグディールトレードの重要性

  • 2021年11月3日
  • MLB

おはようございます。

現地11/2、日本時間11/3にWS第6戦が行われ、アトランタ・ブレーブスがヒューストン・アストロズを7vs0で下し、4勝2敗でワールドチャンピオンとなった。ブレーブスにとっては1995年以来実に26年ぶりのWS制覇となった。

個人的な戦前の予想では打力のHOU、投手力のATLと予想したのですが、大外れでATLがシリーズ6戦で11本のHRを放って打力で圧倒し、リリーフ陣は予想通りの圧巻のパフォーマンスを見せた結果、勝った試合の失点が2、0、2、0と平均1失点で相手に付け入る隙を与えませんでした。つまり投手力も打力もATLが圧倒したという結果でした。ただ先発陣はやりくりに苦労しました。初戦に先発したモートンが骨折したことにより、4戦目、5戦目をブルペンデーで戦うという苦しい状況でしたが、そこを1勝1敗としたことで苦境を乗り切ることができました。第6戦も先発のフリードが初回にブラントリーに足首をモロに踏まれるというアクシデントがありながら6回無失点でした。HOUはアルバレス、ブレグマンの不調が最後まで尾を引きましたね。

そしてそのATLで活躍したのが7月末のフラッグディールトレードで獲得した選手たちです。

NL打点王となったアダム・デュバルはマイアミ・マーリンズより加入。昨年までATLに所属していましたが、FA隣MIAに移籍。そして7月のトレードで古巣に復帰となりました。今年はレギュラーシーズン113打点、HR38と大活躍でした。ポストシーズンでは3HRを放ち、2HRはWSで打ったもので、満塁ホームランも打ちました。

2年連続でWS制覇となったジョック・ピーダーソンはシカゴ・カブスより加入。昨年はロサンゼルス・ドジャースでWSを制覇したのちにFAとなり、CHCと契約し7月にトレードでATLへ加入。対右投手用のプラトーン要員として活躍しました。WSでは冴えませんでしたが、NLDSでは代打で2本のHRを放ち、NLCSでは古巣LADにHRを放ちました。

エディ・ロサリオはカンフー・パンダことパブロ・サンドバルとのトレードでクリーブランド・インディアンズから加入(サンドバルはすぐに自由契約)しました。こちらもポストシーズンで3HR、AVG.383、OPS 1.073と結果を残しましたが、ハイライトはNLCSのLAD戦です。AVG.560、HR3、OPS 1.647と驚異的な数字を残しました。

そしてWSのMVPを獲得したホルヘ・ソレアはカンザスシティ・ロイヤルズから加入。2019年にはKCで48HRを放ち、HR王になりました。KCでは1割台だった打率もATL加入後は.269とまずまずの数字を残しました。ポストシーズンでも1番打者としての出場が多かったですが、COVID-19陽性が確認され一時離脱しました。そしてWSでは大活躍を見せ、WSだけで3HRを放ち、第6戦では場外弾でパワーを見せつけました。WSの成績がAVG.300、HR3、OPS 1.191で文句なしのMVPとなりました。

ATLにはもともと内野に1Bフリーマン、2Bアルビース、SSスワンソン、3Bライリーと選手は揃っており、外野にもスーパースターのアクーニャJr.、昨年大活躍のオズーナがいましたが、アクーニャjr.は怪我、オズーナは制限リスト入りと外野に大きな穴が空いてしまいました。そこに的確に外野手を補強し、見事にハマった訳です。正直これをパドレスにやって欲しかったんですよね…あの貧弱な外野陣にテコ入れをして欲しかった。もちろん先発もでしたが。

ATLは戦前の記事にも書いたように他のポストシーズン出場チームと比較しても決して目立った成績をレギュラーシーズンで収めた訳ではありません。おそらく同じリーグに強力なライバルがいなかったこともあり、消耗を抑えながらレギュラーシーズンを終えられたということもあると思いますが、ピンチに陥った時にそこを助けた選手がいたことと、各々の選手の調子の波が上手くズレていたことでNLDS、NLCS、WSと異なる選手が活躍したことも勝因だと思います。

これで2021年のMLBのシーズンは終了しましたが、これからFA市場が騒がしくなってきます。特に今年はSSの人材が多いです。内野の要であり、チームの花形でもある選手の移籍先に注目です。

何はともあれ、アトランタ・ブレーブスの選手、スタッフ、ファンの皆様、おめでとうございます🎉

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