先週の気になる馬【4/16-17】

  • 2022年4月17日
  • 競馬

おはようございます。

先週の競馬は11歳馬オジュウチョウサンが中山GJを制してJG1 9勝目を挙げましたが、平地でも古豪から新星まで活躍馬を紹介したいと思います。

アーリントンC 阪神 芝1,600m

勝ったのは川田騎手騎乗の1番人気ダノンスコーピオン(牡3・安田隆)でした。中団から進めて、直線追い出してからなかなか伸びて来ませんでしたが、最後は差し切りました。萩Sでは後のホープフルS覇者のキラーアビリティに勝っていますし、朝日杯、共同通信杯で賞金加算ができずにここに回って来ましたが、戦ってきた相手が違いましたね。

血統は父がロードカナロア、母はカナダの重賞ウイナーであるレキシールー(母父Sligo Bay)という血統のケイアイファーム生産馬です。これはまたロードの会員さんにとっては悲報ですかね?ほんとなぜかダノックスに行く馬が走り、しかもロードにとって大事なロードカナロア産駒ですから尚更ですね。

これでNHKマイルへの優先出走権を獲得。良績が阪神競馬場のみなのは気になりますが、どうでしょうか?

アンタレスS 阪神 ダ1,800m

勝ったのは横山和騎手騎乗の2番人気オメガパフューム(牡7・安田翔)でした。デムーロ騎手が皐月賞に騎乗することもあり、横山和騎手との初コンビでしたが、59kgを背負いながらも戦ってきた相手が違うと言わんばかりの力強い差し切り勝ちでした。

父スウェプトオーヴァーボード、母父ゴールドアリュールという血統で東京大賞典を4連覇しています。良績が右回りに集中していることもあり、中央ではG1でいいところがなかなかありませんし、斤量が重くなりますので、出れるレースも限られるのですが、今回は2020年5月以来のJRAのレースへの出走で、見事に勝ち切りました。一度は引退が決定して種牡馬入りまで発表されていた中での現役復帰でした。賛否両論あり、個人的には否定的なんですが、まだ引退させるには早いと感じるくらい強かったですねw

皐月賞 中山 芝2,000m

勝ったのは福永騎手騎乗の5番人気ジオグリフ(牡3・木村哲)でした。内外のコース選択で差が出た感じもあり、内を通った馬は総じて伸びませんでした。勝ったジオグリフ、2着のイクイノックス、3着のドウデュース共に外を通り伸びて来ました。イクイノックスが最後伸びなかったのは久々の部分が響いた感じがしましたね。ダービーではイクイノックスが人気になりそうですね。

勝ったジオグリフは父が新種牡馬のドレフォン、母がアロマティコ(母父キングカメハメハ)という血統です。ドレフォン産駒は最初は芝で活躍しましたが、最近は父同様ダートでの勝利を重ねていました。それがこの皐月賞でクラシック第1戦を制した訳ですから社台SSの目は間違っていなかったということですね。同じドレフォン産駒のデシエルトも出走していましたし、初年度産駒で牡馬クラシックに2頭を送り出して、勝ち馬を輩出したのはの活躍ですね✨

ジオグリフはサンデーRの募集馬で3,200万円 80万円×40口の募集でした。安いとは言えないかもしれませんが、ノーザンF生産のサンデーRの募集馬の牡馬で一口80万円で出資できるのはかなり安いと思います。これも父の初年度産駒ということが影響していると思いますし、父がダートの短距離馬ということもあってこの値段に抑えられていたのかもしれません。やはり一口馬主的にも新種牡馬は美味しいですね…

【競馬最強の法則WEB】


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です