先週の気になる馬【9/11-12】

おはようございます。

先週は秋のG1戦線に向けて重要な重賞が3つ行われました。

まずは土曜日の秋華賞トライアル 紫苑Sですが、勝ったのがファインルージュ(3牝・岩戸厩舎)でした。フェアリーSに続いての中山での重賞制覇となりました。桜花賞も3着でしたし、オークスは距離が長かっただけでそれ以外は安定した成績を収めていますね。2着のスルーセブンシーズ(3牝・尾関厩舎)は姉のパッシングスルー(5牝・黒岩厩舎)に続いての同レース制覇も見えましたが、2着止まり。それでも賞金加算ができたというのは今後のキャリアを考えても大きいと思います。ただキャロット公式のコメントを見ると本番を回避する可能性もありそうですね。確かに夏を超えたのに馬体が増えてきていないというのが気がかりですね。3着は12番人気のミスフィガロ(3牝・友道厩舎)が外から差してきて入線しました。ワグネリアン(6牡・友道厩舎)の妹で先日死亡したブロードアピールの孫ですから、最後おばあちゃんの力が3着まで持ってきてくれたかもしれませんね。惜しかったのが4着のシャーレイポピー(3牝・石坂厩舎)で、16番人気でしたが3着まで1/2馬身で秋華賞への出走を逃しました。ただ見せ場は十分でした。

ということで秋華賞への権利はファインルージュスルーセブンシーズミスフィガロが獲得しました。

日曜日のセントウルS京成杯AHは大接戦のゴール前でした。

セントウルSは好位から早めに抜け出したキャロットレシステンシア(4牝・松下厩舎)が猛追してきたシルクピクシーナイトをクビ差凌いで勝利。重賞4勝目、スプリントでは初勝利となりました。最近はマイルより1400m以下の距離の方が成績が安定していますので、スプリンター寄りに仕上がってきているのでしょうか?先週は2歳戦でダイワメジャー産駒が勝ちましたが、古馬になってもしっかり重賞を勝てるのはダイワメジャー自身がそうだったように成長力もあるのでしょう。距離の問題はありますが理想的な種牡馬ですね。

京成杯AHキャロットカテドラル(5牡・池添学厩舎)が勝利。こちらは逃げ粘る同じ勝負服のコントラチェックをクビ差捉えての勝利でした。ずっと活躍していたので意外でしたが、重賞は初制覇となりました。G3では2着が4回、G1でもNHKマイル3着の実力馬ですので、今回の7番人気は人気が低すぎた印象です。2歳時から頑張っている馬ですから、出資者の方も嬉しいでしょうね。ハーツクライ×デインヒルという最近のハーツクライの流行の組み合わせです。2着のコントラチェックも惜しかったですね。マイルは久々でしたが12番人気2着で穴をあけてくれました。キャロットのワン・ツーですが人気が無かったのでキャロット箱で馬券を買っている人は大喜びでしょうね。

1次募集は終わりましたが、この時期にしっかり結果を出したキャロット。今週末の結果発表が楽しみですね!

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