先週は3つの重賞が組まれていましたが、秋のG1に向けたステップレースも開始💡まだまだ暑いですが、秋競馬のスタートです🍁
紫苑ステークス 中山 芝2,000m
今年からG2へと昇格した紫苑S。秋華賞への大事なステップレースですが、ここを制したのは横山典騎手騎乗の4番人気モリアーナ(牝3/武藤)でした。台風の影響もあり稍重馬場。モリアーナは後方待機から、最後は完全に勝ったと思った息子横山武騎手騎乗のヒップホップソウルを捉えて重賞初制覇となりました🏆
父エピファネイアにとっての4世代目現3歳世代はまだ重賞勝ち馬が出ていませんでしたが、やっと3歳秋にして出てきました。母ガルデルスリールの産駒はシルクで募集されることが多いですが、セレクトセールに行ってしまった馬から重賞馬が出てしまいましたね🥲今回は1頭だけ上がり3Fが34秒台の脚を使い、周りが止まって見えましたね。春は桜花賞には出走できなかったもののNHKマイルでは0.5秒差の6着でしたし堅実に頑張っていました。
これでモリアーナ、ヒップホップソウル、シランケドが秋華賞への優先出走権を獲得。2冠牝馬リバティアイランドを倒す馬がこの中にいるかもしれませんね”知らんけど”。
京成杯オータムハンデ 中山 芝1,600m
勝ったのは松山騎手騎乗の2番人気ソウルラッシュ(牡5/池江)でした。離れた追走グループからレースを進めると先に抜け出したウイングレイテストをゴール前できっちり捉えて昨年のマイラーズカップに続いて2度目の重賞制覇となりました🏆🏆
父ルーラーシップ、母父マンハッタンカフェという血統。ルーラーシップはキングカメハメハの代役としてこれからさらに需要が高まるでしょうが、短い距離でも結果を出している万能性も魅力です。マンハッタンカフェは今年BMSとしてタスティエーラを輩出。父としての多種多様な産駒を残しましたが、母父に入ってもスタミナだけではなく、スピードの部分でも良いところを伝えてくれています。
セントウルステークス 阪神 芝1,200m
勝ったのは富田騎手騎乗の14番人気テイエムスパーダ(牝4/木原)でした。外枠でしたが主張してハナを切ると、あれよあれよとリードを広げて、最後もアグリの追撃を退けて昨年のCBC賞以来の重賞2勝目🏆🏆騎乗した7年目の富田騎手にとっても重賞初制覇となりました。
父のレッドスパーダの産駒は産駒数が少ないのですが、今年のJRA初勝利が重賞タイトルとなりました。本馬が昨年勝利したCBC賞はハンデ戦で斤量48kg。今村騎手の騎乗で人馬ともに重賞初制覇でしたが、今度は別定の55kgでしっかりと勝ち切りましたし、富田騎手に重賞をプレゼントしましたね。
これでサマーシリーズのポイントが確定💡
サマー2000シリーズは該当馬無しの寂しい結果でしたが、
サマースプリントシリーズ優勝は…
ジャスパークローネ 21P
でした✨
2位のテイエムスパーダも14Pと優勝規定ポイントには到達していましたが、ジャスパークローネはCBC賞、北九州記念と2勝したのが大きかったですね。
サマーマイルシリーズ優勝は…
メイショウシンタケ 14P
でした✨
該当レースに皆勤賞。米子S1着、中京記念8着、関屋記念5着、京成杯AH4着と重賞制覇とはなりませんでしたが、着実にポイントを重ねたことで最後にセルバーグを逆転して優勝となりました。
そしてサマージョッキーシリーズの優勝は…
松山弘平騎手 31P
でした✨
中京記念、京成杯AHを制覇したことが大きかったですが、最終的には2位の川田騎手と3P差。川田騎手は先週韓国での騎乗があったのでポイント加算ができませんでした。
サマーシリーズはどうしても夏の暑い時期ということもあり、馬の消耗も考えて軽視されがちなシリーズではあるのですが、賞金もしっかり出て⏬
サマースプリント、サマー2000の報奨金は重賞1回分くらいの価値がありますからね。もうちょっとノーザン系のクラブの馬も狙いに行ってもらいたいところではあるのですが、大体強い馬は暑い時期使わないですからね…G1ではちょっとという馬にはこういう路線で使い分けで良いから頑張って欲しいところではあります。
