先週の重賞振り返り【関屋記念&小倉記念&クラスターカップ】

  • 2023年8月15日
  • 競馬

お盆真っ只中でも競馬は開催中。JRAではサマーシリーズの2レース、地方盛岡ではクラスターカップが開催されました。

関屋記念 新潟 芝1,600m

勝ったのは戸崎騎手騎乗の5番人気アヴェラーレ(牝5/木村哲)でした。中団待機で直線は内で包まれてしまい、なかなか抜け出せませんでしたが、進路を確保すると上がり3F32.8の末脚で差し切り、重賞初制覇となりました🏆

ドゥラメンテの初年度産駒の1頭。確かシルクの追加募集の1頭でしたね。初仔ということもあり小さいこと、管囲が細いことが懸念されましたがデビューから連勝で重賞NZTに挑戦。1番人気に推されるも15着。今年の春に3勝Cを卒業して3度目の重賞挑戦でした。母のアルビアーノはスワンS、フラワーCと重賞2勝。高松宮記念3着にも入っています。おばのCovfefeは米国最優秀3歳牝馬、米国牝馬チャンピオンスプリンターと短距離適性は血統で裏付けされています。

デビュー時424kgだった馬体重も今回442kg、前走時は454kgありました。初仔で馬格が無いとなるとどうしても避けてしまうところですが、こういう成功例もあるということですね。ちなみに母のアルビアーノは牝馬ながら500kgを超える雄大な馬格の持ち主でした。

小倉記念 小倉 芝2,000m

勝ったのは川田騎手騎乗の3番人気エヒト(牡6/森秀)でした。4番手からレースを進めると逃げるテーオーシリウスを競り落とし、58kgのハンデながら2着に2.1/2馬身の差をつけての勝利で昨年の七夕賞に続いての重賞2勝目となりました。

父ルーラーシップで母父ディープインパクトという王道の配合。ちなみに母は直千競馬でも勝利を挙げているというスピード馬。昨年の七夕賞は54kgということでハンデに恵まれたようなところもあったかもしれませんが、58kgでこのパフォーマンスは純粋に強く見えました。

クラスターカップ 盛岡 芝1,200m

勝ったのは圧倒的人気に推された川田騎手のリメイク(牡4/新谷)でした。プロキオンSでは敗れたドンフランキーを差し切って重賞2勝目を挙げました。今年はサウジアラビア、ドバイと遠征。勝つことはできませんでしたが精神的にも逞しくなったのでは無いでしょうか?日本国内ではダートスプリントで安定した成績を挙げていますが如何せん大きなレースはJBCスプリントくらいしか無いですから、思い切ってBCスプリントも?

父は暴れん坊のラニ。産駒は少ないですがノースヒルズ、前田一族の所有馬を中心にダート路線で活躍する産駒を出しています。良血で気性が勝ったタイプですし、もっと繁殖を集めれば走ってくる馬も出そうですけどね。

しかし川田騎手は交流重賞絶好調ですね✨

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感想(17件)

サマーマイルシリーズ🌻

1位🥇 セルバーグ 12P【1P(米子S12着)+10P(中京記念1着🥇)+1P(関屋記念8着)】

2位🥈 メイショウシンタケ 11P【8P(米子S1着🥇)+1P(中京記念8着)+2P(関屋記念5着)】

3位T🥉 アヴェラーレ 10P10P(関屋記念1着🥇)

3位T🥉 ディヴィーナ 10P【5P(中京記念2着🥈)+5P(関屋記念2着🥈)

ここまで皆勤賞のセルバーグ、メイショウシンタケが1P差1位、2位。次の京成杯AHも約1ヶ月後なので出走してくる可能性が高そうですね。そうなるとメイショウシンタケとしてはセルバーグに先着かつ上位に来れば逆転が可能ですね。アヴァラーレ、ディヴィーナは良績が左回りに偏っているので参戦して来ないでしょうね。ディヴィーナは勝利が絶対条件ですしね。

サマー2000シリーズ🌻

1位🥇エヒト 11P【1P(七夕賞8着)+10P(小倉記念1着🥇)】

2位T🥈セイウンハーデス 10P【10P(七夕賞1着🥇)】

2位T🥈ローシャムパーク 10P【10P(函館記念1着🥇)】

こちらは大混戦。2戦連続で好走した馬がいない状況です。またセイウンハーデスは屈腱炎を発症で長期休養中。何となく新潟記念にエヒトが参戦してあと2ポイントを獲得して逃げ切りという形になるか優勝馬無しになりそうな予感です。

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