復帰はいつ?密かに期待しているキャロット アワブラ候補キープスマイリングの近況

最近全く話題に上がらないのですが、実は個人的に1番アワブラに近い出資牝馬だと思っているのがキープスマイリング(牝4/武井)です。

現在の成績は4戦2勝【2-1-0-1-0-0】とキャリア4戦の中で2勝を挙げており、勝った時のパフォーマンスも圧巻。前走2023年8月26日の3歳以上1勝クラス(牝)は新潟ダート1,800m戦。古馬相手の初レースでしたが4馬身差の圧勝。牝馬離れした554kgの馬体でパワフルな走り。上のクラスでも十分通用するだろうと思っていたのですが、そこで脚部不安発症。馬体重が馬体重だけにどうしても脚元との戦いが付き纏いますがまさにその不安が的中。長期休養となっています。そんな本馬の近況です⬇️

  • 24/4/3  NF早来トレッドミルか周回コースでキャンター調整を行い、週2日は坂路で軽めのキャンター調整を行っています。「馬場での乗り運動を再開しています。脚元への負担を考慮して、基本的には坂路中心に乗っていく予定ですが、まずは普通キャンター程度で馴染ませつつ、様子を見ながら登坂ペースを速めていきたいです。馬体重は572キロです」(早来担当者)
  • 24/4/11  NF早来トレッドミルか周回コースでキャンター調整を行い、週2日は坂路でハロン16~18秒のキャンター調整を行っています。「坂路調教再開後の状態は変わりなく、少しずつキャンターペースを速めて様子を見ています。このまま安定していれば、登坂日を増やしたり、さらにペースを速めたりすることを考えていきたいです」(早来担当者)
  • 24/4/17  NF早来トレッドミルか周回コースでキャンター調整を行い、週2日は坂路でハロン16~17秒のキャンター調整を行っています。「坂路ではハロン16~17秒のキャンターを取り入れています。ここまでは問題なくペースアップできているので、このまま状態を保ちながら調教本数を重ねていきたいです」(早来担当者)
  • 24/4/25  NF早来トレッドミルか周回コースでキャンター調整を行い、週3日は坂路でハロン16~17秒のキャンター調整を行っています。「この中間もハロン16~17秒のキャンターをメインに乗っていますが、同じペースでも登坂頻度を上げています。脚元は変わりない様子も、少し蹄を減らしやすいところがあるので、蹄鉄を履かせて動かしています」(早来担当者)
  • 24/5/2  NF早来トレッドミルか周回コースでキャンター調整を行い、週3日は坂路でハロン16~17秒のキャンター調整を行っています。「坂路では週2本、16-16の調教を取り入れています。直近の馬体重は574キロと大きく変わった様子はありませんが、ここまでの調教は順調に進められているので、このままジックリ本数を乗って速めの調教開始につなげていきたいです」(早来担当者)
  • 24/5/9 トレッドミルか周回コースでキャンター調整を行い、週3日は坂路でハロン15~16秒のキャンター調整を行っています。「坂路ではハロン15~16秒のキャンターか16-16を取り入れるようにしています。このままキャンターペースに馴染ませつつ、更なるペースアップにつなげていきたいです」(早来担当者)

4着に敗れはしましたが3歳1勝クラスで戦った時にタイム差なしの3着だったのが重賞3勝のライオットガールですから、そこを物差しにすると2勝クラスで止まっていていい馬ではありません。とは言ってもこの調教進度からすると復帰は8月の新潟あたりかもしれませんね。ちょうど1年の休養を挟んでの復帰となる予感がします。ちょうど7月末から9月頭の新潟開催では2勝Cのダート1,800m戦が4つあります。一応中京では牝馬限定もありますが、いきなり中京まで遠征はリスクな感じもありますからね。

アワブラに必要と言われる基準まであと1勝。ですが現役期間は6歳春までと考えると1年半ほど。脚元を考えると数は使えないでしょうし、一戦一戦が勝負の馬。ですが秘めたるポテンシャルを考えたら母になったらどうなるかが非常に楽しみです。

父Quality Road 母ウィープノーモア(母父 Mineshaft)という持ち込み馬。母はアシュランドSで米国G1を制している馬ですし、本馬も血統的にどんな日本の主流種牡馬とも組み合わせられるというメリットを持ち合わせています。アワブラ入りしないとあっさりサンデーRに産駒が持っていかれそうなので、なんとしてもアワブラを死守して欲しい!

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