アーモンドアイの花婿は?part1

  • 2020年12月9日
  • 競馬

おはようございます。

以前の記事↑で取り上げましたがアーモンドアイの配合相手の検討です。普通に考えると社台スタリオンの上位種牡馬との交配になると思いますし、エピファネイアになるという話が既に出ていますが、こればかりは生き物相手のことなのでどうなるかわかりませんので、色々な候補を探ってみましょう。

まずはアーモンドアイの血統のおさらいです。実は問題になってくるのが父父キングカメハメハ母父サンデーサイレンスです。日本の2大種牡馬が比較的近くにいるので意外と相手が限られてしまいます。

まずは既に有力視されているエピファネイアとの交配の場合です。

この血統表ですとスペースの問題で入っていませんがスペシャルウィークの父はサンデーサイレンスなのでサンデーサイレンスの4×3の奇跡の血量ですね。デアリングタクトも同じくサンデーサイレンスの4×3を持っていますし、前例があるのはいいですね。シーザリオ、フサイチパンドラ、アーモンドアイ、スペシャルウィーク、シンボリクリスエス、ロードカナロアと日本のG1馬盛りだくさんですね。初仔は敬遠したくなりますが、牡馬ならとんでもない価格になりそうです。

続いてはキズナです。

キズナ自身が社台系の馬ではないので優先度が低そうですが、産駒は幅広く活躍していますし、期待の大きい種牡馬です。種付け金額もエピファネイア同様1000万ですから。

アーモンドアイとの配合の場合にはサンデーサイレンスの3×3になります。これを敬遠するか受け入れるかです。ちなみに私の出資馬のグランデフィオーレも同じクロスを持っていますがやはり煩いので短距離向きになってしまいました。サンデーはレース中に隣の馬を噛みに行く位の気性の強めの馬なのでその辺りが強く影響を受けてしまいます。ただシルク的にはキズナの母キャットクイルの兄弟にはパシフィカスという馬がいまして、昔の競馬をご存知の方ならお分かりかと思いますが、パシフィカスはノーザン系以前のシルクのゆかりの早田牧場に導入されビワハヤヒデ、ナリタブライアンを産んでいます。ということで旧シルクと新シルクの融合のような血統でもあります。

今回はここで終わりますが、私の好きなドゥラメンテの場合キングカメハメハの2×3、サンデーサイレンスの3×3というとんでもない濃いクロスが発生してしまうので無理でしょう…エネイブルはサドラーズウェルズの2×3を持っていますが近いところにあるのはこのクロスのみでしたので、なんとか無事に走れたのでしょう。