今年狙っている種牡馬の1頭がエピファネイア。今年の1歳世代の種付け価格は1,800万円と高額ではあるものの、谷間の世代を乗り越えて21年産の現3歳世代から復権。どんな馬を狙っていくべきか改めて考えてみました。
3/3終了時点で総獲得賞金1億円以上のエピファネイア産駒は15頭。そのうちの約半分の7頭がノーザンファーム生産。6頭はクラブ所属ですから、クラブの馬でも大物に出資できるチャンスはある種牡馬。
一時期ブームになったニックスが父エピファネイア×母父キングカメハメハの【エピカメ配合】です。上位15頭でこのエピカメ配合に当てはまる馬は4頭いました。3冠牝馬デアリングタクト、府中牝馬S勝ちのイズジョーノキセキ、エリザベス女王杯3着のクラヴェル、重賞2着3回のスカイグルーヴとなんと全て牝馬でした。ということは牝馬に出資する際にはエピカメ配合を狙っていく必要があるということですね。もちろんそれ以外の配合の馬もいますがここは定石通りに狙って行った方が確率は高そうですね。
では牡馬は?というと正直これといったものは無いのですが、サンデーサイレンスの4×3のインクロスは基本的には必要になってきます。ということは母父がサンデー直子の種牡馬か母母父がサンデーサイレンスである必要があります。獲得賞金トップのエフフォーリアは母父ハーツクライですが、それ以外の場合だと基本的にはディープインパクトが母父のパターンが成功しています。なので牡馬は母父ディープの馬を狙って行きたいですね。
エピファネイア産駒は早熟で早枯れと言われていましたが、今の競馬はどれだけ早く賞金を稼ぐかが重要ですから決してマイナスとは考えていません。しかも流石に最近は育成する側も掴んできたのか古馬で重賞を勝つ馬も出始めています。あとは古馬でG1を勝つ馬が出てくれると良いですね。ディープインパクトも最初は同じようなことを言われていましたからね。
種付け価格が1,800万円ということで牡馬だと相当高い価格でも募集が想定されますが、エピカメの牝馬を個人的には狙ってみたいですし、シルクは昨年同様に牡馬なら突撃したいところですが仮にデルフィニアⅡの23(父キタサンブラック)も募集があればそっちに行ってしまいますね…
流石にユニオンではエピファ産駒の募集は無さそうですし、あってもノーザン系じゃないとなるとちょっと割引なのでシルク、キャロットで高くて嫌われるような産駒がいればあえて狙ってみたいところです。ただ予算もありますから、優先順位はコントレイル>>>キタサンブラック>>>エピファネイアとしっかりとルールを決めて取り組みたいです🔥