キャロットの再募集と追加募集の締め切りは11日の12:00まで💡
ということでもう申し込まれている方も多いでしょうが、備忘録としてそれぞれの馬についてまとめておきます。
ちなみに今日はシルクの追加募集の情報公開❗️欲しい馬の情報を見てみた上で申し込む馬を決めたいと思います。
コナブリュワーズの21(牝2・宮田)
募集価格:2,400万円
血統:蹄の問題で再募集。父ミッキーアイルの産駒は牝馬なら芝、牡馬ならダートに出やすい。牝馬で母も短距離で活躍した本馬の場合は短距離路線での活躍が想像できる。半姉コナコースト(父キタサンブラック)がチューリップ賞2着、そして昨日の桜花賞も2着。半姉カイルアコナ(父キンシャサノキセキ)は芝/ダートのスプリントで2勝。この2頭は新馬勝ちもしており早期からの活躍も見込める。なおかつ牝馬の姉たちが活躍しているのも心強い。牝系はバレークイーン。クラシックであと一歩という産駒が多いが重賞では活躍。昨日の半姉の活躍でさらに人気が増しそう。
ネオフレグランスの21(牝2・斎藤誠)
募集価格:4,000万円
血統:父エピファネイアの5世代目。3、4世代目がちょっと落ちてこの世代からV字回復を見込んでいる。母は芝1,200-1,400で3勝しているが近親の活躍馬が少なくてこの値段なのでほぼ父エピファネイアの価値ということになるのかな?一応遡るとアーネストリーやギャロップダイナに繋がるが、近いところでは地方での勝利をあげている馬ばかり。血統とは関係ないが顔はGood✨
エイコンドライトの21(牡2・稲垣)
募集価格:2,000万円
血統:父リアルインパクトの産駒は長らく低迷。モズメイメイが今年のチューリップ賞を制して2頭目の重賞ウイナーに。母はNHKマイルの勝ち馬アエロリットの半妹。My Julietの牝系からは4代母のステラマリッドやライラックアンドレースとラッキーライラックの母子、ミッキーアイルなどG1ホースが出ています。父の種牡馬としての力をどう見るか?そこを活力のある母系が補えるか?が鍵な気がすします。1月生まれで大きくないとなるとこれ以上の馬体の成長は望めなそうです。
*右前骨折
マルケッサの21(牝2・田中博)
募集価格:6,000万円
血統:父カナロアの7世代目の産駒。初年度、2年目の産駒ほどのインパクトは残せていませんが、何だかんだで毎世代重賞ウイナーを輩出しています。母は未勝利ですが祖母のマルペンサはアルゼンチンのG1ホースでその産駒にサトノダイヤモンドがいます。その妹のリナーテも重賞で活躍しました。そして本馬の半兄ドゥラエレーデ(父ドゥラメンテ)はホープフルSを勝ち、UAEダービーで2着と芝ダートの二刀流。将来のアワブラ入りまで考えれば安いですが、母父のオルフェーヴルが悪い方に働かないか心配です。そして特に頓挫の情報も無いのに追加募集。何があったのか?
ノイエルの21(牡2・鹿戸)
募集価格:8,000万円
血統:今回の最高価格。父Frankelは説明不要の世界の大種牡馬。距離も短いところから長いところまで幅広い産駒が出ています。本馬の全兄は朝日杯FS3着のレイべリング。兄と同じ鹿戸厩舎に入厩となります。兄よりも大きい馬ですが、脚元の不安は囁かれていましたね。ただ兄弟も欧州で重賞勝ちをしていますし、母の繁殖としての力は高そうですが17歳の時の産駒なのでどこまで活力があるか?動きについては私は良く分かりませんが素軽く動いているように見えました。ただタイムも遅かった😂
カイゼリンの21(牝2・中村直)
募集価格:2,000万円
血統:父のルーラーシップからは昨年久々にG1ホースが誕生。朝日杯FSをドルチェモアが制しました。G1を勝っているのは牡馬の産駒ですが、牝馬限定戦であれば牝馬の産駒もそこそこ活躍。牝系はブロードアピールなのでダービー馬ワグネリアンが近親にいます。全兄カイザーヴェッターが3勝、半弟ヴェルヘイムも3勝。ただ牝馬の産駒はイマイチ。本馬も300kg台と小さい馬体がネック。
*OCD手術歴
アドヴェントスの21(牡2・斉藤崇)
募集価格:5,000万円
血統:父レイデオロは21年産が初年度となる産駒。初年度産駒なら狙うというのが定石なんですが、レイデオロ産駒はどうもコロッとしていてあまり個人的に見栄えがしないです。実は期待ほどは…という種牡馬な香りがします。本馬の祖母はアドマイヤサンデーで母のアドヴェントスはオークス馬トールポピー、秋華賞馬アヴェンチュラ、東スポ杯勝ちのフサイチホウオーの全妹になります。The・キャロットという血統。昨年はこの血統から久々の大物ヴェラアズールが出て、JCを制覇しました。これ以上は大きくならなそうと考えると牡馬としては小柄。
*OCD手術歴
ミスベジルの21(牡2・高野)
募集価格:7,000万円
血統:父Into Mischiefは北米No.1種牡馬。日本でも産駒は少し入ってきていて活躍の舞台はダートの短距離が多いです。母のミスベジルはG1のタイトルこそありませんが、G1での好走もあり。産駒も既に米国で重賞好走しています。母系は多数の活躍馬を輩出。祖母の代でブラックタイプがいっぱいですし、何で日本で走るの?という血統ですね。北米でも大人気になりそうな血統です。種牡馬、年度代表馬となっている馬も多数。ガンランナーの名前もあります。日本ではこういう馬が芝のスプリントで活躍したりするんですよね…
今回のメンバーを見ると、手術明けだけではなく、やはり小さいから通常募集に間に合わなかったという馬もいますね。あとは外国産馬2頭の取捨選択をどうするかですね。高いので回収を考えるとかなり難しいです。少し待てば1歳募集も始まるのでここで十数万円を叩いていいのだろうか?など色々考えてしまいますね。基本的にはキャロットは牝馬で考えていますが、欲しい血統もいるので今回は牝馬に絞らず考えています。