おはようございます。
海外での強さ、そして多種多様な路線で活躍するオルフェーヴル産駒。2022年産は血統登録が3桁を切っているのでどこまでクラブ募集があるか不明瞭ですが、募集されそうな馬で血統的にも面白そうな馬について紹介です💡
インフレキシビリティの22 白老F産 [G1]
母はカナダで芝ダート問わず重賞での入着経験があります。母父Scat Daddyという希少性もあります。7世代しか残っていないですが、その中からJustifyやカラヴァッジオが出ていますから能力の高い種牡馬です。半兄は社台RHでの募集でしたが、牝馬のこちらはG1レーシングに。
ヴァイブランスの22 白老F産 [社台RH]
母は米国G1シャンデリアSで2着。母父はViolenceで産駒はダートの短距離寄りに出がち。ダートの短距離でも活躍する産駒が出るオルフェですからイメージはジャスティンのような感じ？半兄に続いて社台RHでの募集。
オリヒメの22 白老F産
母はJRA未勝利も地方転出後に2勝したマジェスティックウォリアー産駒。母の成績は平凡ですが、本馬の叔父には米国G1勝ちのMajestic HarborやDanzaがいるので血統背景を考えてもダートで面白そうな1頭。半兄オリオンネビュラはG1レーシングでの募集で新馬勝ちの実績。
エスメラルディーナの22 NF産
母は関東オークス、韓国G3トゥクソムC勝ち。本馬の半兄はシルクのアリーヴォ(父ドゥラメンテ)がいます。怪我がありましたが大阪杯3着の実績もありますし、芝ダート兼用の馬になりそう。クラブで募集されたら人気になるでしょうね。産駒はセレクトセールに出ていたりもするのでどうなるか？
オープンウォーターの22 NF産
母は米国ダートのG2勝馬。米国で残してきた産駒から重賞入着馬が出ています。日本での最初の産駒はセールへ。そして2021年産はシルクへ。ダイワメジャー産駒ということもありましたが、馬体の評価は良かったですし、早期移動も視野に。
スターズアンドクラウズの22 NF産
母はアイルランド産のマクフィ産駒。そして本馬の叔母には欧州短距離路線で活躍したムーンライトクラウドがいる血統。遡ればドフザダービーに繋がるので活躍馬多数。日本でもディーマジェスティ、タワーオブロンドンといったG1ホースが誕生しているように日本との相性も良い血統。初仔はサンデーR、2番仔はインゼル、3番仔はセール。インゼルで募集されたネビュルーズは新馬勝を収めています。
スターダムバウンドの22 NF産
母は米国でG1を5勝した名牝。Tapitが母父となるのも個人的に好きなんですが、如何せん産駒成績が母の成績から見てしまうと物足りません。ここまではサンデーRでの募集が基本でしたが、2017年産のリアムを最後に4年間は産駒の登録なし。なんとなくですが流れを変える為にもキャロットやシルクで募集ということになりそうな気がします。
スピニングメモリーズの22 社台F産 [社台RH]
母はフランスの重賞勝ち馬でArcano産駒。そんなに活躍馬が出ている種牡馬ではないのですが、欧州で重賞勝ちがポツポツ。4代母のMemories of Silverは北米の芝G1を勝利。本馬が初仔になりますが、牡馬なら気にならないですね。社台RHの募集馬リスト入り。
モルトアレグロの22 社台F産
母はスパイツタウン産駒で紅梅Sを勝利。短距離で3勝をあげているスピードタイプでしたが、完全に早熟タイプでした。オルフェは晩成というか成長力があるタイプだと思うので相性は良さそう。どっちの距離適性をより受け継ぐのかですね…。本馬は2番仔ですから募集があれば狙いどき。
ルーヴインペリアルの22 社台F産
母はジャイアンツコーズウェイ産駒。母の兄弟にはフランスのG1勝ち馬が2頭いますが、90年代とちょっと古いのが難点。祖母も重賞勝ち馬ですが、母は祖母が21歳の時の産駒ですから、どれだけ能力が遺伝しているか…。本馬の兄弟の成績も微妙で日本では社台RH、東サラでの募集がありました。一応どちらも勝ち上がっているので全くダメということはありませんが、安ければ考えたいという感じです。
他にもクラブに来そうな馬はいるのですが、今回は近親に活躍馬がいる馬や母が海外で走っていた馬で、なおかつ私が加入しているクラブでの募集がある牧場に絞りました。意外と日高の馬の方が走ったりする可能性があるのですが、そこはご了承ください。個人的にはScat Daddyの血を持つインフレキシビリティの22が気になるのですが順当なら未加入のG1での募集がほぼ確定。社台RHだったら思い切って入会も？とも思いましたが、G1ならやめておきます。この中だとアリーヴォの下にあたるエスメラルディーナの22は人気になりそうですね。
＊写真の掲載についてはシルクホースクラブより許可を得ています。