シルク スノーグレース出走☆3勝Cの壁に挑む☆

スノーグレース(牝4/中館)は前走で2勝Cを卒業。ついに3勝Cまで辿り着きましたがここからが高いハードルなんですよね。

● スノーグレース ●

2023.06.28在厩場所:美浦トレセン
中舘英二調教師「28日に南Wコースで追い切りを行い、単走で5ハロンから70.0秒のラスト1ハロンは12.4秒というタイムをマークしています。先週の時点で態勢は整っていましたし、今週は福島競馬場までの輸送もこなさないといけないので、無理はさせていませんが、動きには軽快感があって良かったですよ。この中間も飼い葉は食べていますし、馬の雰囲気にも良い意味で落ち着きがあり、1週レースが延びたことによる大きな悪影響は感じられません。得意の東京で軽ハンデの中、どのような走りが出来たのか見てみたかった部分はあるものの、先週のレースの相手関係は結構粒ぞろいでしたし、そういう意味では1週スライドしたことがプラスに働く部分があるかもしれません。この条件はやってみないと分かりませんが、これまで通り枠順によってどのような競馬が出来るか変わってくる部分はありますから、そこは今週も乗ってもらうことになった武藤雅騎手ともよく話しておきたいと思います。ただ、個人的には東京での走りを見ていると、芝では進みがあまり良くないですが、ダートに替わるとグンと加速して行く印象を持っていて、その点ではダートスタートになりますから、良い方に出るのではないかと期待しています」

2023.06.22 在厩場所:美浦トレセン
中舘英二調教師「21日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はスノーグレースが追走して、直線では内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。5ハロンから70秒を切るくらいとそこまで強い負荷を掛けていませんが、最後まで余裕を持って走ることが出来ていましたね。道中もエキサイトすることなく走れていて、ゴールまで力強い脚取りで駆けることが出来ており、動きは良かったですよ。そこまで前走から間隔が空いているわけではありませんし、中身の方も問題なく、ハンデは53kgと想定していたくらいで収まり、昇級初戦でも好勝負を期待していたのですが、残念ながら非当選で除外となってしまいました。今のところ、来週の福島・鶴ヶ城ステークスに向かいたいと考えています」

東京のダート1,600mで全ての勝利を挙げていますが、ここまでは全て牝馬限定戦でした。3勝クラスになるとそういったレース選択は難しいので牡馬相手で結果を残さないといけません。先週の甲州街道ステークスは除外となってしまった影響で福島ダート1,700mに挑みます。

1,800mもある程度こなしていましたし、距離は問題なさそう。右回りも中山のダートで経験していますし、先行できるというのはコース形態的にも合いそうです。あとは牡馬との力関係ですね。コメントにもあるように先週のレースだとちょっと太刀打ちできなかったかなぁという感じがあったので、除外はラッキーでした。

スノーグレースもサンデーサイレンスの血が入っていて母父サンデーサイレンスになります。そんなサンデー系の繁栄に一石を投じているのが⏬です。

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血の多様性につて改めて考えさせられる1冊でした。

本馬はここを使って夏休みに入ると思いますが、どういった立場で休めるのか。ここを勝てれば交流重賞や来年のフェブラリーSも目指せるような臨戦過程も組めますから、楽しみになってきます。

ただ相手が先週より楽になったとは言え、簡単な相手という訳ではありません。既に3勝クラスでの好走が続いているレッドラパルマ(牡4/加藤)や初ダート&長期休養明けですが、芝中長距離路線を走り、菊花賞にも挑戦したエアサージュ(牡5/池添)なんかもいます。

*コメント及び写真の掲載についてはシルクホースクラブより許可を得ています。

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