おはようございます。
今回は個人的注目のGodolphin所有馬の紹介第3弾となります。
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レシプロケイト(牡6・鮫島)
これまで5勝を挙げているダイワメジャー産駒ですが、その全てがダートというレシプロケイト。4/17の京葉S(L)を制してOPでの初勝利を挙げました。ダイワメジャー産駒の私のイメージは先行してパワーと勝負根性で押し切るイメージだったのですが、この馬は上がり最速の脚で突っ込んできました。
母父はDistorted Humor(フォーティナイナー産駒)で母母父がSeattle Slewです。母系の血統表を見ればダートで走るのも納得ですね。ダイワメジャー産駒はどっしりして、パワーがあるので母系がダートならダートでもやれる種牡馬ですが、その典型ではないでしょうか?たた一応祖母はフランスで重賞を制しています。
半弟のラブネヴァーエンズも地方で勝ち上がってダートで3勝クラスに在籍していますが、兄弟皆デビューや勝ち上がりが遅いのが難点。
2016年産 レシプロケイト 3歳4月デビュー。7月に初勝利。
2017年産 ラヴネヴァーエンズ 2歳10月デビューも1戦でJRA登録抹消。4歳1月園田で初勝利。
2018年産 ファイアリーラヴ 3歳12月大井でデビュー。4歳3月大井で初勝利。
2019年産 キューピッズアロー 未デビュー
ライトオンキュー(牡7・昆)
今年で7歳のベテランですが、今年も高松宮記念に参戦していました。ここ最近の成績は振るいませんがG3ならまだまだ上位に顔を出してもおかしくない馬です。次走も函館SSを予定していますが、洋芝は得意ですし、人気は無さそうですから面白いかもしれません。
血統的には父がShamardalになります。Shamardal自身はフランスダービー馬ではありますがマイル前後の距離を得意としていました。産駒も短い距離からクラシックディスタンスまで幅広い距離を対応する非常にマルチな活躍をしています。ダーレーを代表する種牡馬の1頭と言えるのではないでしょうか?
日本での産駒成績はライトオンキュー以外は目立った馬はいませんが、ゴドルフィンの所有馬ではトリプルエース、ソーラーフレアが活躍しましたが、やはり短距離指向が強いですね。
既に父のShamardalは死亡していますが、ダーレーとしてもキルダンガンスタッドにプルーポイント、ダルハムホールスタッドにピナトゥボが後継としています。日本のダーレージャパンファームにもこのライトオンキューを後継として残すというのも面白いと思いますけどね?