おはようございます。
先週はG1、G2、G3が同じ週に開催されました。
土曜日のG3 アルテミスSは出世レースとしても有名で、過去の勝ち馬はソダシ、ラッキーライラック、リスグラシューが後にG1馬になっています。まだ9回しか開催せれていませんから1/3と考えるとすごい確率です👀
勝ったのはサークルオブライフ(2牝・国枝厩舎)でした。楽な手応えで抜けでしたベルクレスタをゴール前交わしきったのは見事でした。唯一上り3F 33秒台の脚を使って前残りの展開を差しきったのはかなり強いのでは?と思わせる内容でした。エピファネイア産駒が2歳重賞を勝利するのは実が初めてだというのも意外でした。
この馬は名門千代田牧場の生産馬になります。久々に聞いたなぁと思ったのですが、2019年の京都金杯のパクスアメリカーナ以来だそうです。ここ最近は生産者ランキングも2桁に落ちていたので心配でしたが、1頭もしかすると希望の光となるような牝馬が出たのかもしれません。母母父タイキシャトル、母父アドマイヤジャパンと平成の日本競馬で馴染みのある名前が書かれているのがいいですね。そして近親には菊花賞にも出走したヴェローチェオロなどがいます。
そしてこの勝利で評価が上りそうなのがヴァイスメテオールの半弟イクイノックスです。新馬でサークルオブライフを7馬身千切っていますからね。東京スポーツ杯2歳Sに出走予定のようですから、期待も高まりますね。
G2 スワンSは阪神内回り芝1400mでの開催でした。勝ったのがダノンファンタジー(5牝・中内田厩舎)でした。これで重賞6勝目となりました。阪神JFでG1を勝ってからはG1勝利からは遠ざかっていますが、G2では強いとううある意味ダノックスらしさが出ている馬です。アルゼンチン系にディープで、早くから活躍していますが古馬になってもう一つG1タイトルを積み重ねられるでしょうか?どうしてもアルゼンチン系の馬はG1は3歳までのイメージがあります。そしてこの馬が勝てない馬がグランアレグリアでした。新馬、桜花賞、VMと敗戦しています。阪神JFはグランが朝日杯FSに出走したこともあり戴冠できましたが、もしJFに出走していたら…それだけこの馬の壁になってきたのがグランアレグリアでしたね。
G1 天皇賞・秋はキャロットの3歳馬エフフォーリア(3牡・鹿戸厩舎)が古馬勢をねじ伏せて勝利。3歳馬の勝利は祖父のシンボリクリスエス以来19年振りとのこと。さらに横山一家は祖父から3代連続での天皇賞勝利、そして武史騎手は菊花賞に続いて2週連続のG1勝利となりました。この馬の血統はもう十分紹介をしましたが、募集当時私の評価は…
牡馬2位の評価をしていました❗️逃した魚は大きい…大きすぎる。ただ牡馬1位で評価していて実際に愛馬となったカーディナルも2勝Cで頑張っていますからいつか追い越すくらいの活躍をして欲しいですね。
逆にコントレイルはディープ牡馬らしいといえばそうなのですが、やはり成長力が無いのか3連敗となってしまいました。次のJCがラストランになりますが、ここにはダービー馬シャフリヤールが参戦予定です。福永騎手はどちらを選ぶのでしょうかね?いずれにしてもこれからの中距離路線はエフフォーリアが中心になるような強さだったと思います。
*写真の掲載についてはキャロットクラブより許可を得ています。