おはようございます。
先週の共同通信杯G3では新たなクラシック候補が誕生しました。
それはキャロットのエフフォーリア(3牡・鹿戸厩舎)です。この馬はケイティーズ牝系を紹介した際に一度紹介しています。
いやーこの馬募集時に結構高評価していて、申し込んでいたんですけどね。
まぁそれは悔いてもしょうがないです。それにしても圧勝でした。これで3戦3勝ですから、ダノンザキッド(3牡・安田隆厩舎)の有力なライバルになるのでは無いでしょうか。横山武史騎手も有力なお手馬をGETしましたね。3戦いずれも騎乗して結果を残していますからね。ノーザン&キャロットさんはお願いだからルメールに乗り替わりとかはやめて欲しいですね。
2着は1戦1勝馬のG1レーシングのヴィクティファルス(3牡・池添学厩舎)でした。血統を見てみましょう。
ハーツクライ産駒で母父Galireoですからもう少し経ってから本格化するかなと思っていましたが、しっかり賞金加算できました。よく見ると祖母はシルヴァースカヤですね。ということで叔父がシルバーステートになります。5戦4勝 2着1回という成績で底を見せずに引退して種牡馬入りした馬で、素質は抜群でした。リーズナブルな値段もあり、馬産地でも人気の種牡馬で毎年150頭以上の種付けを行なっています。気になるのが結構怪我で引退する馬が多い血統ということです。ヴィクティファルスも大事に使ってあげて欲しいですね。
阪神競馬場で行われた伝統のG2京都記念はDMMのラヴズオンリーユー(5牝・矢作厩舎)が復活の1年9ヶ月ぶりの勝利でした。個人的にはもう昔の姿に戻らないのかな…と懸念していたのですが、川田騎手に乗り替わり、見事な勝利でした。兄弟も5歳まではしっかりと活躍していますから、心配の必要はありませんでしたね。デムーロ騎手はまたお手馬が1頭いなくなってしまいました。頑張って欲しいですね。
2着は社台RHのステイフーリッシュ(6牡・矢作厩舎)でした。本当に堅実に走ってくれますね。重賞5度目の2着です。重賞は3歳時の京都新聞杯しか勝利していないのに、すでに本賞金でも3億円近く稼いでいますから凄いです。矢作厩舎はワンツーフィニッシュおめでとうございます。
*写真はキャロットクラブより転載の許可を得ています。