おはようございます。
先週は🇸🇦サウジカップデーだったので土曜の深夜から日曜にかけて寝不足という方もいたのではないでしょうか?日本では日曜日に2重賞が行われました。どちらも春のG1に向けたステップレースになります。
阪急杯 阪神 芝1,400m
勝ったのは横山和騎手騎乗の2番人気アグリ(牡4・安田隆)でした。逃げの手に出て、メイショウチタンと共にラップを刻みます。直線では迫るダディーズビビットをクビ差凌いで勝利。これで昨年の8月の1勝クラスから4連勝で重賞制覇となりました。安田隆厩舎といえば短距離馬を輩出することで有名ですが、その安田先生も来年で定年。高松宮記念は今年がラストチャンスになります。
父のカラヴァッジオは先日JBBAが導入⏬
祖母のTogetherはGalileo産駒で欧州マイル戦線で活躍。そこにダンジグ晩年の後継種牡馬のWar Frontを重ねて、短距離戦線で活躍のカラヴァッジオを迎えて誕生した本馬はまさに短距離で活躍してもらわなければ困るという血統。2歳戦からでも活躍してくれそうな血統表ですが、4歳で重賞初制覇となりました。
4連勝の間の騎手が全て違うので高松宮記念はどうなるのか?しかもこの週はドバイミーティングで例年上位騎手は乗れないですから、そのまま横山和騎手になるかもしれません。いずれにせよ勢いがどこまで続くのか注目ですし、父の導入に花を添えるさらなる活躍を期待したいですね。正式に高松宮記念参戦も決まったようなので、G1でのポールポジション獲得に期待です🏁
中山記念 中山 芝1,800m
勝ったのは松山騎手騎乗の4番人気ヒシイグアス(牡7・堀)でした。レースは後方からでした上がり最速の脚で力強く中山の急坂を駆け上がり、重賞3勝目。全て中山で中山記念は2021年以来2度目の勝利となりました。昨年の宝塚記念2着以来久々のレースでしたが、見事に勝利で飾ることができました。
父ハーツクライ産駒は今年重賞4勝目。母系はStorm Catを持ちながらRainbow Questのような重めのブラッシンググルームの血も入っていて、ノーザンダンサーのクロスをしっかりと持っています。母ラリズはアルゼンチンの重賞勝ち馬になります。Rainbow Questの血がこの馬の奥深さというか、成長力を引き出しているように感じますね。
大阪杯に向かうと間隔が詰まりますが慎重な堀調教師は使うのか?それとも昨年2着の宝塚記念を目指すのか?レベルの高そうな今年の中山記念を勝利した訳ですから中距離G1戦線での活躍が楽しみですね。