先週の気になる馬【3/19-21】

  • 2022年3月21日
  • 競馬

おはようございます。

先週は3日間開催で4つの重賞が行われました💡

ファルコンS 中京 芝1,400m

勝ったのはM.デムーロ騎手騎乗の2番人気プルパレイ(牡3・須貝)でした。内枠を活かして終始ラチ沿いの最短コースを進み、直線も逃げ馬をあっさり交わして先頭で駆け抜けました。2走前まではマイルを主戦場にして2勝を挙げていましたが、重賞ではデイリー杯4着、朝日杯8着と振るいませんでした。前走のクロッカスSで1,400を使い2着に入っていましたが、ここで重賞制覇となりました。父のイスラボニータにとっても産駒初の重賞勝利となりました。

母はアメリカG2の勝ち馬で、叔父には種牡馬のCaravaggioがいます。デビューから6連勝でスプリントG1を2勝するというスプリンターでScat Daddyの後継種牡馬として大人気です。母系が持つスピードを考えると距離短縮がプラスに働いたのでしょうね。

父のイスラボニータは1,400m-2,200mと幅広い距離で活躍し、皐月賞も勝ちましたが私のイメージは優等生の”善戦マン”という感じです。この後はNHKマイルが有力でしょうが、そのイメージを覆してくれるでしょうか?

阪神大賞典 阪神 芝3,000m

勝ったのは単勝1.2倍という圧倒的1番人気に支持された和田竜騎手騎乗のディープボンド(牡5・大久保龍)でした。57kgで他馬より斤量を背負っていましたが物ともしませんでした。人馬ともに阪神大賞典連覇となりました。この馬については過去にも触れていますので血統面は触れませんが、昨年の天皇賞・春、有馬記念の2着馬ですから、天皇賞・春の大本命として今年は悲願のG1制覇が懸かりますね。

スプリングS 中山 芝1,800m

勝ったのは岩田康騎手騎乗の5番人気ビーアストニッシド(牡3・飯田雄)でした。前日の若葉Sはデシエルトで逃げ切りを決めていた岩田騎手でしたが、ここでも見事に逃げ切り、アライバルの猛追を凌ぎました。直接関係ありませんが、岩田騎手の若葉Sの勝利騎手インタビューが悪い意味で話題になってましたね。

父はアメリカンペイトリオットでイスラボニータと共に産駒のJRA重賞初制覇となりました。ウォーフロント系の種牡馬ということで2歳戦から活躍できる血統ですし、本場も京都2歳Sで2着、共同通信杯3着と善戦してはいましたが勝ち切れてはいませんでした。父はマイラーでしたが、母父ネオユニヴァースということで中距離に適性が伸びたのしょうね。叔母にフェアリーS勝ちのライジングリーズンがいます。

本番は岩田騎手はデシエルトを選びそうな雰囲気なので当日の鞍上がどうなるかですが、いずれにしても勝ち方もギリギリだったので人気にはならなそうなので穴に一考しても良いかもしれませんね。

フラワーC 中山 芝1,800m

勝ったのは川田騎手騎乗の2番人気スタニングローズ(牝3・高野)でした。スローペースを前目につけて粘る2着馬を交わしてゴール。2歳時から牡馬相手に戦って上位争いに加わっていた馬ですから、ここでは培ってきた力を見せてくれましたね。

父キングカメハメハ、母父クロフネという配合ですが、母系は何と言っても薔薇一族です。ローザネイ→ロゼカラー→ローズバド→ローザブランカと繋がれてきたお馴染みの血統になります。この血統はG1ではイマイチ足りないことが多く、ローズキングダムはG1を2つ勝っていますが、牝馬はG1を勝てていません。この馬はマイル路線で走って来た馬ですが、今後は桜花賞orNHKマイル?はたまたオークスまで距離を伸ばすのでしょうか?いずれにせよ牝系初の牝馬でのG1制覇が懸かりますね。

募集価格4,000万円 一口100万円×40口のサンデーRの募集馬です。私にとっては高すぎる買い物ですが、既に募集価格以上は回収できてますし、投資面で考えるとプラスでしたね。やはり重賞勝利以上の可能性を高めると考えるとサンデーRは高いですが良いかもですね…

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