先週の重賞振り返り【アメリカジョッキークラブカップ&東海ステークス】

  • 2024年1月21日
  • 競馬

先週は関東でも降雪が予想されるなど大荒れの天気。結果は雨でしたが馬場は悪化してしまい、厳しいコンディションの中でのレースでした。

不良馬場のレースを勝ったのはR.キング騎手騎乗の3番人気チャックネイト(セン6/堀)でした。道中3番手からレースを進めると、直線では外から同枠、同勝負服のボッケリーニが迫り、交わされてしまいますが、坂を登り切った後の加速で差し返しました。

父ハーツクライ、母ゴシップガールという血統。ハーツクライ産駒は14年連続での重賞勝利。種牡馬引退してしまい、これから産駒は一気に減ってしまいますがどこまで伸ばせるでしょうか?母のゴシップガールはアメリカンオークスを制しているG1ホース。社台Fで繁殖生活を送っており、セレクトセールで取引されています。社台F生産馬は年明けから重賞4勝目で毎週勝利中です。

2着にも金子オーナーのボッケリーニが入り、ピンク帽で同じ勝負服の馬がワンツー。しかもこちらは8歳馬。高齢馬同士のワンツーとなりましたね。

こちらは重馬場でのレースでしたが、勝ったのは坂井騎手騎乗の2番人気ウィリアムバローズ(牡6/上村)でした。レースは先行して4コーナーでは早め先頭。そのまま押し切って重賞初制覇。

父ミッキーアイルにとっては初の牡馬の重賞勝ち馬が誕生。牝馬だと芝、牡馬だとダートと分かりやすく傾向が分かれる種牡馬ですが、やはり牡馬の重賞制覇はダートでしたね。こちらは日高の生産馬。大手に負けず、頑張ってほしいですね。

そして坂井騎手は最近ダートで良い結果を残していますね。お手馬にレモンポップがいますし、ブルーバードカップではアンモシエラで牝馬ながら勝利。今年は年明けからスタートダッシュを決めていますし、更なる飛躍に期待したいですね✨

先週は明け6歳馬が共に重賞勝利。ベテラン勢が良い味を出していますね。

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