1/17に川崎競馬場で開催されたブルーバードカップ(Jpn3)。新たに体系化されたダート３冠路線のトライアルとして1着となった地方馬には１冠目の羽田盃への優先出走権が与えられます。
今年は9頭出走でJRAから3頭が出走。1番人気はJRAのバロンドール。2番人気もJRAから参戦の紅一点アンモシエラ。3番人気に北海道のブラックバトラーと地方馬も上位人気に食い込んでいました。
レースはJRAのエコロガイアがペースを作り、最後はJRA勢3頭の叩き合い、そしてクビ差抜け出したのが坂井瑠星騎手騎乗のアンモシエラ(牝3/松永幹)でした。唯一参戦の牝馬でしたが、素晴らしい根性を見せました。
父は新種牡馬ブリックスアンドモルタル。ブリックスアンドモルタル産駒のダートでの重賞勝ちはイーグルノワールもいますが、芝寄りの種牡馬だったので以外でした。そして母はサンドクイーンということでシルクで出資していたサンデュエルの半妹になります。サンデュエルはダートで勝ち上がるものの志半ばで誤嚥性肺炎により引退となってしまいました。兄の分まで頑張って欲しいですし、牝馬でこのダート３冠路線で好成績を残せるのであれば、今後の出資検討の際に牝馬のダート血統馬でも一考の価値がありますね。
そして惜しかったのが佐賀のウルトラノホシです。4コーナーで前の馬に触れて躓いてしまったことで追い出しで踏み遅れてしまいました。あれがなければもっと前との差を詰められたのでは？という4着でした。今後のローテーションがどうなるかわかりませんが、とても楽しみになるレース内容でした。
次のDIRT CLASSIC ROADのレースは2/14大井競馬場で開催される雲取賞(Jpn3)です。こちらは地方馬上位2頭、JRA馬5着以内の上位2頭に羽田盃への優先出走権が与えられます。JRA勢にも優先出走権が与えられるということでよりレベルの高いメンバーが集まってきそうな気配もあります。
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