出資2歳馬の現状 2024年4月 キャロット&ユニオン編

3月後半および4月前半の更新についてキャロットとユニオンの2歳馬分を紹介💡

フィングステン(牝2/西園正)

  • 24/3/29  NF空港現在は週3日、900m屋内坂路コースをハロン16~17秒のキャンター2本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。成長を第一に考えて、無理のない内容で調教を進めるようにしていますが、いい意味で変化は見られません。もう少しカイバを食べてくれるようになってくれば、成長にもいい影響を及ぼしてくれるはずなので、そのあたりの改善を今後の課題として接していきたく思います。

まだカイバ食いが細いようですね。調教もまだハロン16秒台止まりということでスロー調整。

トロワヴァレー(牡2/吉岡)

  • 24/3/29  NF空港現在は週3日、900m屋内坂路コースをハロン15~17秒のキャンター2本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。継続的にハロン15秒ペースで動かすなど、それなりの負荷をかけていますが、カイバ食いが安定しているのは良い傾向と捉えています。坂路コースをゆったり大きなストライドで走る馬なので、将来的には広いコースで良さを発揮するタイプなのかもしれません。

継続的に15秒台で動かしています。具体的に広いコース向きという言葉まで出てきたので末脚をそこで活かせるような馬になって欲しいですね。

アジュマン(牡2/石坂)

2024/03/26  ファンタストクラブ内木村牧場
引き続き、屋根付きのダートコースをハロン25秒くらいで2400~3000m、週2回はダートの屋根付き坂路でハロン16秒を上限としたキャンターを800m乗っています。この中間は、坂路の終いから3ハロン15-15を乗りました。終いの脚を少し伸ばしたくらいの内容ですが、この程度であれば馬の行く気に任せたまま登坂でき、終始余裕が感じられる動きでした。調教後も疲労を見せることはありませんから、今後も定期的に15-15調教を続けていけそうです。更に負荷の掛かる調教を行っても音を上げるようなことがない強固な馬体づくりと体力の向上に努めていきます。

15-15でも余裕があるようで順調。

カービスベイ(牡2/武藤)

2024/03/26  ファンタストクラブ内木村牧場
引き続き、屋根付きのダートコースをハロン25秒くらいで2400~3000m、週2回はダートの屋根付き坂路でハロン16秒を上限としたキャンターを800m乗っています。この中間は、坂路の終いから15-15を乗りました。徐々に馬体が締まっているとはいえ、雄大な馬格の本馬。時間をじっくりかけて良化を促していく方針に変わりはありませんが、一本目としては合格点を与えても良い動きを披露してくれました。気温の上昇とともに、新陳代謝が上がってくれば、もっと動ける体に変わってくることでしょう。このまま更なる良化に努めていきます。

15-15を開始しても現状問題ない様子。シェイプアップ中🏃

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