出資2歳馬の現状 2024年5月 シルク編【未入厩3頭は体重の問題と頓挫中】

シルクの2歳馬は合計5頭ですが2頭は既に移動&ゲート合格で早期デビュー予定なので残された3頭の月2回の近況をピックアップ。

レイナサグラーダ(牝2/小栗)

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間は坂路調教を週2回行っており、2回ともにハロン16秒ペースで2本登坂しています。また、週2回は周回コース2,500mでキャンターを行っており、それ以外の日は、ロンギ場でのフラットワークを行っています。ここまで継続的に乗り込みを行っていますので、徐々に体力が付いてきましたし、動きは柔らかく、走りの感触からいかにも芝向きのフットワークだなという印象です。ただ、相変わらず腰回りを中心に薄さが目に付きますので、もう少し馬体に幅が出てくると、もっと動きが良くなってくると思いますから、引き続き馬体の成長を促して行きたいですね。それでも、少しずつ体は大きくなっていますから、成長を感じていますし、この後も焦らず馬の状態に合わせて乗り込みを続けていきます」馬体重419kg

馬体重も示していますが、相変わらずの薄い体つき。兄のドゥレッツァが2歳9月デビュー時で460kgでしたが、父も違いますし、性別の違いもあるのでなんとも言えませんが、430kg台でデビューしてくれたら御の字。

シルクディヴェール(牝2/杉山晴)

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間はウォーキングマシンでの運動に止めてリフレッシュを図っています。休みを入れる前は坂路コースと周回コースを併用した乗り込みを行っており、坂路調教ではハロン16秒ペースまで進めていました。調教では前向きに走れていますし、スピードはありそうですが、まだ気持ちに体が追い付いていない印象です。もう暫くはじっくり進めて馬体の成長を促す方が良さそうですから、現状のメニューを継続しつつ、ベースの強化に努めていければと思います」馬体重415kg

こちらも体重が気掛かりですが、兄姉と比べても特に小さいのはやはりレイデオロの影響なのか?母高齢の影響なのか?

コパカティの22(牡2/森一誠)

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間も引き続き左飛節の腫れの状態を見つつ、トレッドミルでキャンターを行っています。その後も患部の経過は良好ですから、そう遠くないうちに乗り運動を再開する予定です。休ませている分だけ体は少しふっくらしていますが、運動量が減っても形が大きく崩れることはありませんでしたから、乗り出してしっかり負荷を掛けられればすぐに元の体型に戻ってくれそうですね。今後も脚元の状態には十分に注意しながら、慎重にペースアップを図れればと思います。馬体重518kg」

こちらは馬名未定ですが、追加募集でも決まった馬も一部いるのでそろそろ発表になるかも。左飛節の怪我も問題なさそうで調教再開も近そう。元々順調にいっていた馬なのでペースを戻していってどういった状態になるかですね。

ポートデラメール、アメリカンビキニ共に4回京都開催でのデビューが予定されているということで6月のデビューが濃厚な状況。未入厩組も年内にはデビューを迎えてもらいたいところですね。

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