地方交流ダートグレード競走振り返り【かきつばた記念&ダイオライト記念】

  • 2024年3月7日
  • 競馬

勝ったのはM.デムーロ騎手騎乗の2番人気サンライズホーク(牡5/牧浦)でした。道中内外に大きく広がってレースが進んで行く中で、最内を通って逃げるとそのまま押し切って重賞3連勝となりました。

これで通算11戦7勝。本馬は未勝利→1勝C→2勝C→伊賀S(3勝C)と4連勝でOPまで駆け上がり、今回はサマーチャンピオン兵庫ゴールドトロフィーかきつばた記念と重賞3連勝。次走は黒船賞を目指すということで交流重賞4連勝がかかります。

秋には順調ならJBCスプリントに出走してくると思われますが、佐賀でも勝っていますし、そこまで連勝が伸びていれば尚更楽しみです。

叔父のサンライズプリンスはNZTを1番人気で制し、NHKマイルCでも2番人気に推された馬。その後は長期休養などもあり、勝利することができませんでしたがラストランとなったニューイヤーSでも3着に来ていますし、順調に使えていたら重賞を複数勝つ実力はあったでしょうね。

勝ったのはムルザバエフ騎手騎乗の1番人気セラフィックコール(牡4/寺島)でした。エルデュクラージュが先手を取り、テリオスベルが1周目のゴール板で先頭を奪い返す展開。最後の4コーナーでは引き離そうとするテリオスベルを早めに捕らえにかかったセラフィックコールが差し切り。4歳初戦を勝利で飾り、重賞2勝目を挙げました。

昨年はデビューから5連勝でみやこSを制して挑んだチャンピオンズCでは10着に敗退。今回はその敗戦以来のレース、しかも未知の距離ダート2,400mでしたが、しっかりと勝ち切りました。

祖母ハルーワソングからは多数の重賞勝ち馬、G1ホースが誕生していますが、ダートの重賞勝ち馬は本馬のみ。父ヘニーヒューズの影響がもちろん大きいと思いますが、個人的には母父のマンハッタンカフェも非常に気になっています。

昨年の日本ダービー馬の母父でもあるのですが、賞金上位の馬はメイショウハリオ(父パイロ)、テーオーケインズ(父シニスターミニスター)、ペプチドナイル(父キングカメハメハ)とダートG1ホースが多くいます。マンハッタンカフェは父系としてはイマイチですが母系に入ることで良い感じにスパイスを効かせてくれている感じがしますね。ちょっと今年の募集では母父マンハッタンカフェも気にして見てみたいと思います。

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