おはようございます。
アメリカではすでに来年のドラフトの話題が出てきています。この時点のプロスペクトにはなりますが、アマチュアもCOVID-19の影響でなかなかプレーできない状況でしょうから、大きく変動することは無いと思われます。
https://www.mlb.com/prospects/2021/draft/
ランキング1位のKumar Rockerはファストボールとスライダーが20-80で65という評価になっています。2018年のドラフトでもロッキーズから指名を受けていましたが、バンダービルド大学への進学を決めました。大学では19奪三振+ノーヒットノーランなどを記録しています。課題はコマンドのようで、そこはプロ入り後に磨く必要がありそうです。
ちなみに来年のドラフトの指名順は1.パイレーツ 2.レンジャーズ 3.タイガース 4.レッドソックス 5.オリオールズ 6.ダイヤモンドバックス 7.ロイヤルズ 8.ロッキーズ 9.エンジェルス 10.メッツです。
アメリカのドラフトは完全ウェーバー制だから戦力の均衡が図れます。下位チームほど望む選手と交渉することが可能になりますので、あえてリビルドモードに入り、高額年俸の選手をトレードで出して、プロスペクトを獲得することと、チーム成績が下位になることでドラフト上位指名権を得ることで次の時代の覇権を狙うことができます。この方式であれば安価な年俸で有力選手を数年間保有することもできますから、経費も少なく済みます。ですから貧乏球団でもある程度戦えます。弱い間のチームを応援するのは辛いかもしれませんが、地域に球団が根付いているアメリカならそれでも応援する雰囲気があるのでしょうね。