おはようございます。
先週は2つの重賞がありましたが、なんといってもオークスでしょう。
今年の樫の女王に輝いたのはラフィアンのユーバーレーベン(3牝・手塚厩舎)でした。今年お亡くなりになられた岡田総帥も天国から笑ってくれているのでは無いでしょうか?ラフィアンとしてもクラシック初勝利。しかも牝馬でのG1も初めての勝利です。
この馬の父はゴールドシップです。産駒の成績はこれまで目立った産駒はいませんでしたが、昨年もウインマイティーがオークスで3着に入ったり、札幌2歳Sでブラックホールが勝利したりと中長距離で結果を残していました。ビッグレットファームに繋養されていることもあり、マイネル、ウインで産駒が多く募集されていました。岡田総帥がそれだけこの馬の可能性を信じていたんでしょうね。
そして母の父がロージズインメイです。ドバイワールドカップを制するなどダートで活躍したロベルト系の馬ですが、こちらも岡田総帥が現役時代に所有権を購入した馬です。ビッグレットファームに繋養された後に多くの馬に付けられゴールドシップ同様に岡田系のクラブでよく募集されていました。
そして祖母のマイネヌーヴェルは2003年の桜花賞、オークスに出走した馬で、私もリアルタイムで見ていました。当時OPのホープフルSやG3フラワーCを制するなど中距離で頑張っていましたが、G1には届きませんでした。
まさに岡田イズムの結晶のような馬がこのユーバーレーベンなんですね。
募集価格1500万円 15万円/100口で募集されたこの馬ですが、去年のデアリングタクトの1760万円よりもさらに安い価格の募集馬の勝利になりましたね。そして2年続けて岡田系の馬が勝利となりました。やはり時代の流れが1600m-2000mに良績を求めることが重要になっているので、2400mという距離=タフな競馬になるということで非ノーザンの鍛え方が合っているのかもしれませんね。