おはようございます。
今年のツールもついに終わりを迎えました。
まずはS16以降の結果です。
S16 パトリック・コンラッド(ボーラ・ハンスグローエ)
S17 タディ・ポガチャル(UAE・チームエミレーツ)
S18 タディ・ポガチャル(UAE・チームエミレーツ)
S19 マテイ・モホリッチ(バーレーン・ヴィクトリアス)
S20 ワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィスマ)*個人タイムトライアル
S21 ワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィスマ)
そして個人総合TOP3は
マイヨジョーヌ タディ・ポガチャル(UAE・チームエミレーツ)
2位 ヨナス・ヴィンゲゴー(ユンボ・ヴィスマ)+05:20
3位 リチャルド・カラパス(イネオス・グレナディアーズ)+07:03
その他3賞は
マイヨヴェール マーク・カベンディッシュ(ドゥクーニンク・クイックステップ)
マイヨアポワ タディ・ポガチャル(UAE・チームエミレーツ)
マイヨブラン タディ・ポガチャル(UAE・チームエミレーツ)
結果ポガチャルが2連覇達成!!21歳、22歳のシーズンで早くも2連覇ということで末恐ろしいですね。確かに今年はログリッチのリタイアなどライバル勢が先に脱落していくような形になったということもありますが、1週目から今年はポガチャルのツールだという雰囲気が漂っていましたね。
昨年も3枚のジャージを手にしましたが、今年も3枚獲得とマイヨアポワ、マイヨブランも連覇となりましたね。というかポガチャルが26歳にならない限り2枚はずっと取り続けてしまうのではないでしょうか?やっぱりここはベテランジャージを導入した方が現実的な気がしますね。
そして大ベテランのカベンディッシュの復活劇も見事でした。区間4勝で、スプリントゴールになったステージではほとんど勝利しましたね。ドゥクーニンクとしても昨年のサム・ベネットに続いて2年連続でマイヨヴェールの獲得となりました。さすがウルフパックで、狙ったステージでは確実に結果を出していましたね。
個人的には総合2位のヴィンゲゴーがとてもよくやったと言えるのではないかと思います。ログリッチのアシストで臨んだ大会でしたが、今後のエース格として存在感を示したのではないでしょうか?タイムトライアルも早いので、どこかのグランツールでエースとして出場することもあるかもしれませんね。
そしてワウトは山岳、タイムトライアル、スプリントと異なる3つのステージを同一大会で制するというベルナール・イノー以来の快挙を達成しました。
今年は観客も戻ってきて非常に盛り上がりました。そのせいでトラブルも初日から起こってしまったのは非常に残念ですが、ヨーロッパが日常を取り戻しつつある姿は羨ましく思いました。
またあの美しい風景を見に行きたいですね。