おはようございます。
先週出走した2頭はともに課題の克服はできませんでした。
まずは10/10新潟8R 3歳以上1勝クラス 芝1600mに出走したグランデフィオーレ（3牝・藤岡厩舎）です。5分のスタートでしたが、スタート後から頭が高く、引っかかっていました。それでも4コーナーからの手応えは抜群で促すだけで直線先頭に立ちましたが、残り200mからが伸びませんでした。最後は内から伸びた馬に交わされ8着/18頭でゴールしました。
- 21/10/10 藤岡厩舎 １０日の新潟競馬では行きたがるのをなだめつつ道中は中団の位置取り。直線では外から楽な感じで差を詰め、いったんは先頭に立とうかという場面もあったが、そこから脚が長続きせず８着。「久々でも仕上がり状態は良かったのですが、いい結果とならず申し訳ありませんでした。直線は楽に突き抜けるかと思ったのですが、最後は止まってしまいましたね…。いくら休み明けとはいえ、このクラスでこれだけ負けるような馬ではありませんし、もしかすると距離も影響しているのかもしれません。そのあたりも頭に入れながらまた次走を考えていきます」（藤岡師）道中はかなり行きたがる様子を見せていましたが、直線に向いたあたりでは勝利を意識できるほどの手応えでした。最後は伸びを欠いてしまいましたが、見せ場は十分で次こそはというレースをしてくれましたし、また改めて期待をしたいと思います。この後はトレセンで馬体を確認してから検討していきます。
最初から想定はしていましたが、やはり距離の気性の問題から来る、距離の課題は解決できませんでしたね。ただ10ヶ月ぶりの復帰戦ですし、直線に入ってからの手応えは勝ったかと思いました。次からは1200m-1400mでの戦いとなりそうですね。先週の記事でも書きましたが、この馬が戦ってきた馬は既に上位クラスでも活躍していますから、次走以降の活躍に期待しましょう。まずは脚元をしっかり確認してもらって次に備えましょう。
次は10/10阪神10R 戎橋S（3勝C）に出走したスティクス（3牝・武幸厩舎）です。今回はハンデ戦で52kgでしたが、未勝利の1400m、しかも昇級初戦での相手強化とどこまでやれるのかが楽しみな一戦でした。スタートはいつものように抜群で簡単にハナを切りました。直線まで後続を引き付けながら逃げ、直線半ばまで粘りましたが、最後は後方組に差されて0.3秒差の5着/15頭という結果でした。ただ前に着けた組の中では一番粘りましたし、惨敗が怖かったですが、しっかり形にはなっていました。1400m＋直線の坂はこの馬には現状厳しいかったかもしれませんが、1200mであれば好勝負が期待できる内容であったと思います。一旦放牧となりましたので、開幕週を狙っての出走がこの馬のレース間隔なので順調なら12/5の中山 芝1200mの南総Sでしょうか？それとも年明けに得意の小倉を狙うのでしょうか？とりあえず希望が絶望に変わらなくて良かったです。
2頭ともお疲れ様でした。2歳から順調に使われて怪我をしてしまったフィオーレ、2歳時は脚元が強くなく明け3歳でしっかりしてきたスティクス。どちらもよく頑張ってくれました。今後は怪我がありませんように✨
＊コメント及び写真の掲載についてはキャロットクラブより許可を得ています。