おはようございます。
以前からアナウンスがあったダート路線の整備について具体的なことが11/28に発表になっていますので整理したいと思います。引用は⏬
地方競馬情報サイト(https://www.keiba.go.jp/topics/2022/11/2808303227033.html)
3回に分けて内容を見たいと思いますが、今日はまずメインの3歳三冠路線になります。
既に発表になっている通り、羽田盃と東京ダービーが地方交流のダートグレード競走となりJpn1に位置付けられます。またジャパンダートダービーは名称が変更となりジャパンダートクラシックになりました。
開催時期もいわゆる芝の三冠路線と同時期での開催となりますから、それっぽい感じになりますね。実施競馬場は全て大井競馬場。できればそれぞれ違う競馬場で開催の方が良い気がしますが、出走可能頭数などの問題もあるのでしょうか?
あとは距離ですね。突っ込みたいところは東京ダービーとジャパンダートクラシックの距離設定が”同じ”ということです。普通違う距離設定にすると思うんですよね…
本馬アメリカも1900m→2000m→2400mですし、芝路線も距離設定は異なります。これだと東京ダービーとジャパンダートクラシックで同じ馬が勝つチャンスが大きいような気がしますし、距離の幅が200mしかありませんから、容易に三冠達成できちゃいそうな気がします😓大井競馬場の距離設定を見ると2000m以上の設定もできますが、マイナーですしダートの長距離馬の需要が日本でどこまで?というのも理解できます。だったら思い切ってこんなのはダメだったのでしょうか?
(私案)
羽田盃 大井 ダ1,650m(左回り)
東京ダービー 大井 ダ1,800(右回り)
ジャパンダートクラシック 大井 ダ2,000m(右回り)
せっかく大井競馬場は左回りのレースが可能になったんですからそれを活かしてほしいですね。距離もこの設定なら別々ですし、徐々に距離が伸びるアメリカの三冠や日本の牡馬三冠路線を踏襲しています。結局競走馬として重要なのはマイル〜2,000mでの実績ですから、この設定ならマイルのスピードも問われるのでより三冠の難しさが出せると思います。
そして三冠路線に欠かせない前哨戦も設定されました。
新しくグレード格付けされたのが新設も含めて4レース。ここの上位馬が優先出走権を得られる体系になるということなのでいわゆるトライアルということになりそうです。JRA勢は間隔を空けて使うのが当たり前の世の中ですからブルーバードカップ、雲取賞がJRA勢のトライアルとしては人気になりそうな気がします。2,000mの東京ダービーの前哨戦が東京ダート1,600mのユニコーンSというのは違和感がありますね。2,400mの前哨戦が2,000mとか3,000mの前哨戦が2,200mとかならまだ中長距離路線として理解できますけど、果たして東京ダートのマイル戦が2,000mの前哨戦としてどれだけの価値があるのか?結局ユニコーンSは使うけど東京ダービーは使わないという馬が多くいそうな気がします。だったら思い切ってユニコーンSを東京ダート2,100mにしてしまった方が前哨戦感はありますね🤔
果たして現1歳出資馬でここに出走できる馬はいるのでしょうか?