先週出走の2頭はどちらも期待を完全に裏切る結果になってしまいましたね…
6/10 函館4R 3歳未勝利 芝1,800m
ハイアーレルム(牝3/安田隆)
スタートが決まり人気馬を前に見て2番手追走。しかし直線入口から明らかに手応えが怪しくなり、馬群に飲み込まれて7着/16頭に敗退。
- 23/6/10 函館競馬場10日の函館競馬では五分のスタートからスッと行き脚がついて2番手につける。スムーズに追走しているように見えたが、直線に入って外から来られると脚色が悪くなり7着。「今日はいい結果を出すことができず申し訳ありませんでした。ジョッキーは『返し馬では抑えきれないほどの勢いで走るのですが、レースに行くとハミを取らずなかなか集中しません。そのあたりのことは頭に入っていたので、2番手で折り合って早めに気合いを入れていったのですが、完全に浮ついてしまって走り切れないんですよね…。気性面だけなのですが、それがなかなか難しいところです』と話していました。ハミを替えるなどいろいろ工夫もしてはいるのですが、何かさらに矯正馬具も必要なのかもしれません。権利を確保できなかったこともありますので、この後はいったん放牧に出すつもりです」(安田隆師)枠順は良く、思ったとおりスムーズに先行しいいポジションで進められたと見ていたのですが、最後は抵抗できず一杯になってしまいました。とにかく気性面が大きいとのことで、何か馬具の工夫なども検討する必要がありそうです。この後はいったん放牧に出す予定です。
「気性面だけ」とのことですが、今更感が凄いのですが…もうデビューから半年以上も経っていますし、残りの時間は2ヶ月。今更気性の問題を指摘というのは遅すぎませんかね?ここから馬具の工夫をするとのことですが試してみる時間が無いですからね。すぐにNF早来に放牧に出ましたが放牧で立て直しながら北海道で続戦するということでしょうね。
6/11 阪神12R 4歳以上1勝C 芝1,400m
ハートループ(牝3/池添学)
スタートは若干遅れますがそこから脚を使って前につけます。ところがコーナーでは外に大きく膨れてしまい画面から消えてしまいます。そこで一気に脚も無くなり最後は大きく離れて15着/15頭でゴールしました。
- 23/6/11 池添厩舎11日の阪神競馬ではゆっくり目のスタートから徐々に外目を押し上げて好位の一角を追走。3~4コーナーで外に膨れるようになり、最後は無理をさせず15着。「私は東京競馬場に臨場していたので、レースを見ていて何かあったのではと心配したのですが、現地のスタッフによると心房細動はなく、鼻出血もなかったとのことです。ジョッキーによると『道中全然コントロールが利かず、コーナーもうまく曲がることができませんでした。前回で逃げていますし、初めての右回りということも影響しているのだと思います。乗り味自体はいいのですが、今日は相当乗り難しいところが出てしまいました。申し訳ありません』とのことで、血統的な難しさが出てきているのかな…という印象です。調教でもいろいろ工夫はしているものの、このような結果になり大変申し訳なく思っています」(池添師)最後は無理をしなかったようで、体調などは問題ないとのことでしたが、今日は気性的にも難しいところが出てしまった一戦でした。まだ若い馬でキャリアも浅いですから、なんとかいい方向に向いていけるよう可能性を探っていければと思います。この後はまずはいったん放牧に出す予定です。
本馬も気性の問題が出てしまったようですね。姉たち同様の結果にまぁそうかと思うところも大きいですが、ひとまず無事なようでよかったです。制御できない位に乗り難しいということは今後乗ってくれる騎手も少なくなりそう。調教からしっかり掴んでもらえるような騎手に育ててもらうしか無いかもしれません。
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