今年の各クラブの募集で狙っている種牡馬が複数いるのですが、最も欲しいのがアルアイン産駒です。アルアインはディープ産駒らしからぬ雄大な馬体の持ち主で、絶対ダートでも潰しが効く種牡馬だと思っているので馬主孝行な種牡馬なのでは?と思っています。2ヶ月前には⏬のように狙いのアルアイン産駒を取り上げました。
この時はまだシルクの確定リストが出ていなかったので、シルクで募集されるかも?と思っていた馬もいるのですが、残念ながらシルクの2023年募集にはアルアイン産駒の名前はありませんでした。となると残る加入クラブで未確定なのはキャロット💡そこで募集されそうな中で、なんとも個人的に狙いたい馬がいます❗️それが上記の記事でも記載のあったレディドーヴィルの22です。
5月の記事を書いた際にはNF生産のアルアイン産駒ということだけで記載をしていたのですが、よくよく見てみると⏬
芦毛ね。…芦毛!!!
個人的に芦毛の馬は大好きなんです💖何と言っても個人的に競馬にどハマりしたきっかけが小さい頃にたまたま見たクロフネの武蔵野S。芦毛の出資馬が欲しいということもあり、グランデフィオーレ(牝5/西園翔)やレッドシュヴェルト(牡3/尾関)にも出資してきましたが、芦毛は正義✨しかもそこに父アルアインですからこんなの絶対に出資したい!
5代血統表を詳しく見てみると⏬
母のレディドーヴィルはフランス🇫🇷生産で英国🇬🇧で4勝、ドイツ🇩🇪で1勝を挙げており、ドイツの芝2,000mのG3ランドトロフィーを勝利しています。
祖母のMercalleはフランス🇫🇷で8勝。4,000mの超長距離G1であるカドラン賞を制したスタミナの持ち主。
本馬のおばには秋華賞の勝ち馬ファビラスラフィンがいて、その産駒には阪神大賞典を制するなど長距離路線で活躍したギュスターヴクライがいます。
母父ファスリエフということでスプリンターの血が入っていますが母系に流れるのはスタミナ優位の血ですね。
アルアインは1,600m-2,000mが守備範囲のパワー型の種牡馬。全弟のシャフリヤールが450kgそこそこのディープ産駒らしい馬体なのに対して、アルアインは520kgの大型馬。馬体からも距離適性の違いが読み解けます。
本馬は馬体も分からないので評価は難しいですが、スプリンター寄りの馬体になりそうですが、2,000mまではこなしてくれそうな印象があります。
3月生まれですし、順調に勝ち上がれば春のクラシックは守備範囲になりそうな気がします。そこから秋はマイルから中距離路線というイメージができますし、行き詰まればダートでもある程度の結果は残してくれそうな気がしています。母父のファスリエフの産駒は日本ではダートで圧倒的に勝利数が多いですからね。
そしてアルアインといえば3歳で皐月賞を勝ち、5歳で大阪杯を制したようにディープインパクト産駒では珍しく古馬になってからの成長力を示した馬です。その点は5歳になってG1初勝利を挙げた母の成長力が大きく遺伝しているのかもしれません。その成長力をぜひ産駒にも伝えて欲しいですね。
問題は募集があるかどうか?というところでした。以下はレディドーヴィル産駒です⏬
牝馬のヴィルフランシュ、ポールヴァンドル、モルレーはシルクでの募集。牡馬のレプランシュ、トゥルーヴィルはキャロットの募集馬でした。間に所々セール行きの馬がいるのですが、一応今回のセレクトセールのリストには本馬の名前はありませんでした。もちろん今後のセールに上場される可能性もあるので何とも言えないなぁと思っていたのですが、なんとこの度キャロットの2023年1歳馬募集リストに名前があるではありませんか❗️
母高齢ですしゴリゴリの人気にはならない予感はします。ただ個人的には例年キャロットでは10年計画で牝馬を優先的に最優先にしているので悩ましいところ…。アワブラでは無いので一般にも回りそうですが、確率は低いので確実に欲しければ第1希望にして出すしかないですね。
ただ牝馬のアルアイン産駒ピンクアリエスの22も魅力的。こちらも母15歳の産駒と決して若くはないですが、半兄は今年の皐月賞にも出走しましたし、近親にテーオーケインズがいるのも魅力です。こちらは母馬優先があるので確実に最優先を使っておかないと取れないでしょうね。
個人的に今年の募集ではアルアイン、ナダル、フィエールマンの産駒を中心に新種牡馬、2世代目種牡馬を狙っていく作戦です。シルクでどんな種牡馬の産駒に出資できるかで戦略も変わって来そうです。キャロットの募集開始は9/1とまだ先になっていますのでしっかり戦略を立てて臨みたいですね。