シルクは2頭が非常に順調に進んでいて早期移動が現実味を帯びてきました✨
シルクディヴェール(牝2/杉山晴)
在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「この中間も坂路調教を継続し、ペースはハロン16秒まで上げていましたが、現在は乗り運動は控えウォーキングマシンの運動のみでリフレッシュを図っています。ハロン16秒ペースでも十分に対応していたのですが、トモに力が付いていないことで、依然としてハミに頼った走りとなってしまっていて、そこが今の課題と言えますね。もっと中身が伴ってくれば走りの質がグンと上がっていくと思うので、調教を継続して力を付けていきたいところです。ただ、ここ1～2ヶ月ほどの推移を見ると、こちらのイメージよりも良化がスローですので、少し時間が掛かるのかなという印象を持っています。現状は脚元に不安はないですし、健康状態も良好ですよ」馬体重415kg
まだトモの力不足ということで思ったような走りができていないようですね。馬体重もここにきてガクッと下がって420kgを切ってしまいました。これはゆっくりと夏頃の移動を目指す感じでしょうね。
レイナサグラーダ(牝2/小栗)
在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「現在はリフレッシュ目的でトレッドミルでの運動を行っています。成長過程で崩れていた馬体のバランスもこの中間に横幅が出てきて、だいぶ競走馬らしく整ってきています。それを受けてこの中間は坂路コースのペースをハロン16秒まで上げており、順調にトレーニングを積めています。見た目が少し頼りないので、ペースアップに対応できるか不安ではありましたが、最後までしっかりとした動きで登坂していますし、乗り手もバネや柔らかさを走りから感じると話していますよ。課題としては、肩回りは凹凸が出て筋肉が目立つようになったのですが、腰回りはまだ薄いので後躯を中心に鍛え上げていくつもりです。歩様の硬さは残りますから、今後も脚元にも注意していくことに変わりはありません」馬体重423kg
兄のドゥレッツァ同様の成長曲線をイメージしている馬なのでこのペースで十分。前勝ちの馬体になってきているようなので後ろをどう鍛えていくかですね。
ポートデラメール(牝2/斉藤崇)
在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「引き続き順調に調教を続けています。坂路コースを中心にハロン15秒ほどで乗り込んでいましたが、現在は週に1回はハロン14秒までペースアップしています。この時計でも相変わらず余裕の手応えで駆け上がってきますよ。すでに蹄鉄を履かせて調教に取り組んでおり、移動に向けた準備を進めているところです。その後も馬体や脚元に不安はないですし、健康的に過ごしています。馬体重は420kgほどで推移していて、決して体格に恵まれているわけではありませんが、体力的には十分で調教を継続しても疲れた様子を見せることはありません。移動の声が掛かるまでは、今のコンディションを維持しつつ、余計な怪我などしないように十分気を付けて調整を続けていきます」馬体重424kg
ハロン14秒でも余裕の手応えということで非常に順調です。小柄な馬ですがバネが効いて良さそう。6月デビューとまではいかないかもしれませんが、夏前のデビューが可能でしょう！
アメリカンビキニ(牝2/斉藤崇)
在厩場所：ノーザンファーム早来
担当者「この中間は週2回坂路コースでハロン14～16秒のキャンター1本と周回コース1,800ｍのキャンター、週2回周回で2,400ｍのキャンター、残りの日はウォーキングマシン調整を行っています。速めを意識して調教する日は、3ハロン43秒台まで進めていますが、手応えは抜群に良いですね。馬体に見合った大きなストライドでパワーもありますし、コントロールが利いて現時点では言うことはありません。調教を強めても飼い葉はしっかり食べてくれますし、普段から落ち着きがあってムキになるようなことも無いですね。3月中に移動する方向で調教師とも相談していますので、いつその日が来ても良いよう怪我だけはしないように乗り進めたいと思います」馬体重497kg
3月移動！しかも手応え抜群、言うこと無しなどパワーワードが並んでしいます。実際の調教動画も軽く走っているように見えて良いタイムが出ていますし、パワフルさが画面越しにも伝わってきます。ダート馬と決めつけずにレース選択をしてもらいたいところもありますが、ダート3冠路線に挑戦するにも早めに賞金加算が必要ですから相手が手薄なうちにダートで賞金を加算して欲しいという思いもあります。悩ましい…
と言うことで斉藤崇史厩舎の牝馬2頭が素晴らしいでき✨
