出資2歳馬の現状 2024年4月 シルク編

シルクの2歳勢はすでに本州移動かつゲート試験合格の馬が2頭いるという現状。

北海道組

レイナサグラーダ(牝2/小栗)

在厩場所:ノーザンファーム空港

担当者「現在はリフレッシュのため坂路コースでの乗り込みは週1回ハロン16秒ペースで1本登坂するのに止めて、トレッドミルでの軽めのキャンターとウォーキングマシンでの運動をメインに行っています。それまでは週3回坂路をハロン16~17秒ペースで1~2本駆け上がっていましたが、この1ヶ月で動きには良い意味で変わりはなく、見た目の印象よりも力強い走りが出来ていますし、段々と馬体にも芯が入ってきているのかなと感じています。歩様には硬さがあり、脚付きにも難しさを抱えているものの、脚元の状態は変わらずにきていますし、飼い葉も食べてくれていて健康状態にも問題はありません」馬体重416kg

脚元の不安を抱えつつなので調教が難しいところもあると思いますが、体重が増えないのは脚元を考えればある意味プラスかも。

シルクディヴェール(牝2/杉山晴)

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間は週3回坂路コースで乗り込み、そのうち2回は2本ずつ登坂し、1本目はハロン17秒、2本目はハロン16秒で登坂しており、残りの1回はハロン17秒で1本登坂しています。また、週に1回は周回コース2,500mを軽めのキャンターで動かしています。適度なリフレッシュを入れながら進めていますが、もう少し全体的に成長してほしいというのが本音です。調教に対する前向きさはありますが、気持ちに体が追い付いておらず苦しくなってしまいますね。今のままペースアップすると気持ちだけ先走ってしまうので、しばらくはハロン16秒台の調教を積んで体力をつけていく方針です。ただ、普段接している時は扱いづらいところはないですし、もっと暖かくなると良化してくるイメージはあるので、焦らず成長を促していきたいですね」馬体重417kg

ちょっとコメントがいつまで経っても前向きになって来ないですね…

フィエールマン産駒は今年も狙って行く必要があるかも。

入厩組

ポートデラメール(牝2/斉藤崇)

在厩場所:栗東トレセン

斉藤崇史調教師「ゲート練習では出の反応こそ速くなかったものの、練習を重ねていくにつれて良くなってくれましたので、22日にゲート試験を受けたところ、無事に合格しています。馬体を見るとまだ頼りない部分が目立ちますが、見た目に反して飼い葉をよく食べて調教後も疲れを見せることはありませんでした。本日に坂路コースで13-13程度の時計を出しましたが、馬場の悪い時間帯だったことを考えると最後までしっかり駆け上がってくれましたよ。今の状態でどれだけ動けるのか確認することが出来ましたから、この後は一旦ノーザンファームしがらきへ出して鍛えてもらいます。なお、具体的なデビュー戦につきましては、馬の状態を確かめながら検討していく方針です」

在厩場所:ノーザンファームしがらき

30日(土)に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ放牧に出ています。

ゲート試験合格でしがらきへ放牧。坂路13-13も問題なくこなしています。馬体面を考えてもまずは芝で下ろしてもらいたい💡

アメリカンビキニ(牝2/斉藤崇)

在厩場所:ノーザンファームしがらき

斉藤崇史調教師「ゲート練習を開始後は問題なく進めることが出来ていましたので、22日にゲート試験を受けたところ、無事に合格しています。お世辞にも出が速かったとは言えないものの、まだ速い時計を出すところまで進めていないですし、その中で水準以上の走りが出来ているので、調教を積んでいくにつれて出の反応も速くなってくるはずです。ここまで順調に進めることが出来ましたが、まだ体力的に足りないですから、26日に一旦ノーザンファームしがらきへ戻させていただきました。デビュー戦につきましては、牧場での様子を確かめながら検討していくことになります」

在厩場所:ノーザンファームしがらき

26日(火)に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ放牧に出ています。

こちらも無事にゲート試験合格。ポートデラメールより一足早くしがらきに放牧に出ています。体力的にまだ鍛える必要がありそうとのことで6月頭のデビューという感じでは無いのかもしれませんが、早来では絶賛されていた存在ですから大事に育てて6月の京都デビューに期待。

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