NL Rookie of the Year – Devin Williams(MIL)

  • 2020年11月10日
  • その他

おはようございます。

今日は昨日に続いてMLBのRookie of the Yearについてです。今日はNLの受賞者ミルウォーキー・ブルワーズのデベン・ウィリアムスについて書きたいと思います。

https://www.mlb.com/player/devin-williams-642207

ウィリアムスは1994年生まれの26歳。6’2″≒189cm 200ポンド≒90kgの右投げ右打ちの中継ぎ投手です。2013年のドラフトでブリュワーズから2位指名、全体での54位で指名されています。背番号は38。昨年の8月7日にメジャーデビューを果たしています。今季の成績は

G 22 W 4 L 1 SV 0 IP 27.0 ERA 0.33 SO 53 WHIP 0.63

防御率0.33は中継ぎとは言えすごい数字です。自責点なんと。ちなみにリリーバーがROYを受賞するのは2011年のブレーブスのクレイグ・キンブレル以来。クローザーではないリリーバーの受賞は1999年のレッズのスコット・ウィリアムソン以来で、0セーブでの受賞は史上初です。

彼がすごいのは奪三振率です。対戦打者の53%が三振に打ち取られ、特にチェンジアップは被打率.062(62打数2安打)で41個の三振を奪いました。まさに魔球です。映像を見るとスライドしながら落ちてタイミングを外してますね。彼のチェンジアップは子供の頃に遊んで投げて習得したとのことです。そこからメジャーでも通用する魔球になるのですから、世の中わかりません。