先週の気になる馬【10/23-24】

おはようございます。

先週はクラシック最終戦の菊花賞、マイルCSのステップレース富士Sが行われました。

土曜日に行われた富士Sは1番人気の3歳牝馬ソングライン(3牝・林徹厩舎)が直線で抜け出すとサトノウィザードの追い込みをクビ差凌いで勝利。意外でしたが重賞初制覇となりました。キズナ産駒は14回目の重賞制覇となりました。14回重賞を勝っていますが、1番人気での勝利は昨年の葵Sのビアンフェ以来の2回目。それ以外は2番人気から12番人気まで、4〜5番人気の時が結構狙い目だったりしますね。あとは本当にキズナ産駒はG1の称号だけが足りません。次走で父の産駒の悲願達成なるか注目ですね。この馬の血統はソニンク牝系✨数多くの活躍馬を出していますし、牝馬ではディアドラ、ジューヌエコールがいますし、私の愛馬のスティクスもいます。直近ではG1ホースは出ていないのでそういった意味でもこの馬の次走に注目です。

菊花賞はタイトルホルダー(3牡・栗田徹厩舎)が横山武史騎手を背に父横山典弘騎手のセイウンスカイの逃走劇さながらの逃げ切りを決めてその名の通りタイトルホルダーとなりました。父ドゥラメンテにも初の産駒のG1勝利がもたらされました。しかも父が出走できなかった菊花賞で産駒初のG1勝利というのがまた感動的です。そして横山武史騎手はエフフォーリアで皐月賞1着、ダービー2着でしたが、菊花賞をこの馬で勝利して騎手として2冠を達成しました。この馬は他のドゥラメンテ産駒と違って欧州色が強く出た血統です。ドゥラメンテのベスト配合は欧州系との組み合わせなのでは?というのは以前書かせてもらっています。

その典型的な例であるタイトルホルダーがG1を勝ってくれたことで、負けたのになぜか嬉しい気持ちにもなりました。サドラーズウェルズ系のモンジュー、ネヴァーベンド系のミルリーフとコテコテの欧州血統が母型に組み入れられているこの馬にとってドゥラメンテとの組み合わせはベストでしょうし、今回の舞台はばっちりでしたね。

ドゥラメンテはモーリスと比べられ、産駒の成績、G1勝利もモーリスに先を行かれましたが、クラシック勝利はドゥラメンテが先でした。非ノーザン系の岡田スタッド生産馬からドゥラメンテ産駒のG1ホースが出るとは意外でしたが。これで有馬記念あたりに出てきたらまた面白くなりそうですね。この2つのレースは関係性が強いですからね。

愛馬は負けましたが、どこか嬉しい先週の結果でした。

新規登録はこちらから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です