先週の気になる馬【11/13-14】

おはようございます。

先週は土日で2つずつ平地重賞が行われました。

まずはチャンピオンズCの前哨戦である武蔵野S 東京ダ1600mは直線楽な手応えで抜け出したソリストサンダー(牡6・高柳厩舎)が迫る後続を抑えて優勝。重賞初制覇を飾りました。見ていた私の手応え的には直線に入った瞬間に「勝ったな」と感じるような手応えでした。父トビーズコーナーにとっても産駒JRA重賞初制覇となりました。ソリストサンダー自身は昨年の武蔵野S2着、かしわ記念2着、南部杯3着とダートのマイルでは一級線の馬とも互角の結果を残していましたが、このマイル以下の距離に強いのがトビーズコーナー産駒の特徴とも言えそうです。そうなるとチャンピオンズCは?となりますが、ダートの中距離はJBCクラシックで地方馬が勝利するようにJRA勢も抜けた存在がいないと言える状況だと思います。むしろマルシュロレーヌには牡馬でも敵わないのでは?とも思ってしまうので十分チャンスはあるのではないでしょうか。

2歳重賞デイリー杯2歳Sは阪神芝1600mでの開催となりました。7頭立てと少頭数となりましたが、勝ったのは1番人気で新潟2歳Sの覇者セリフォス(牡2・中内田厩舎)でした。直線では不利を受けないようにか、他馬より離れて外を追走して差し切ったので着差以上に強かったと感じました。朝日杯に向かうとすれば1番人気になりそうな馬でしょうか?本番と同じコースで勝てたというのも大きいですね。母父Le Havreは産駒はフランスのクラシックで活躍しましたが、日本では産駒のプールヴィル、母父に持つデゼル、そしてセリフォスとマイル以下の距離での活躍が目立ちますね。もちろんセリフォスは父ダイワメジャーの影響も大きいと思いますが。2着のソネットフレーズ(牝2・手塚厩舎)は牝馬ながらよく頑張りました。輸送もあった中で賞金も加算できたので勝てませんでしたが、楽しみな存在になりそうです。

今年の福島最後の重賞福島記念広尾Rパンサラッサ(牡4・矢作厩舎)が前走に引き続き鮮やかに逃げ切りを決めて重賞初制覇となりました。ロードカナロア産駒はこれで産駒がJRA全10場での重賞制覇となりました。ハイペースで逃げて後続を突き放し、直線に入っても余裕たっぷりでした。前走がうまくハマったのかと思って正直軽視していましたが、自分の型にハマると強いですね。母型は完全な欧州型でタフな展開に持ち込まれると相手は敵わないですね。しかし広尾は2週続けての重賞勝利とは調子がいいですね❗️

そしてなんと言ってもびっくりしたのがエリザベス女王杯です。過去にも大波乱が起きている荒れやすいレースですが、制したのは同じ「アカイ」でもアカイトリノムスメではなくアカイイト(牝4・中竹厩舎)でした。鞍上幸騎手ということで、この勝負服と幸騎手だとヨカヨカと同じコンビですね。父キズナにとっては産駒のG1初勝利となりました。これまで何度も2着がありましたが、2着ステラリアと共にワン・ツーフィニッシュを決めました。10番人気と人気は全くありませんでしたが、それもそのはずで前々走で3勝クラスを勝ち上がり、前走府中牝馬Sも7着でしたからね。ただ4コーナーからの勢いは1頭だけ違いましたね。先行勢を飲み込んでいきました。

今週はWIN5もカスリもせず敗退。しばらく2桁人気も絡んでなかったのでそろそろかと思っていましたが、1番人気全敗で2桁人気が2頭来るとは…これで来週は本腰入れて買えそうです。

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