青森に移動した種牡馬-スピルバーグ編-

  • 2021年11月3日
  • 競馬

おはようございます。

さてさて先日netkeibaさんのニュースでこんな記事がありました。

種牡馬スピルバーグが東北牧場へ移動「青森に行っても頑張ってほしい」

https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=194759

種牡馬ベルシャザールが東北牧場へ移動 2013年ジャパンカップダート覇者

https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=194827

2頭の種牡馬が青森の東北町にある東北牧場に移動することが発表されました。

東北牧場さんを個人的には初めて知ったのですが、実は私の地元の近くにあったんですね❗️全く気づきませんでした。如何せんもう15年近く地元は離れているので…

そして実は1947年のダービー馬マツミドリを輩出している牧場さんだったとは👀

今度地元に帰ったら見学でもさせてもらえないかな?もちろんCOVID-19が落ち着いてからですが。

さて本題の2頭についてですが、血統をみてみましょう!今回もnetkeiba.comさんから血統表をお借りします。

まずはスピルバーグ(牡12)です社台ファームの生産馬で、現役時代は藤沢和雄厩舎に所属し、18戦6勝という成績でした。2歳11月のデビュー戦を勝利して、共同通信杯3着、毎日杯3着と重賞でも好走し、プリンシパルSで勝利してダービーに出走。ダービーは14着で3歳シーズンを終えます。そして4歳の8月に復帰し、復帰戦は勝てませんでしたが、秋から5歳になった翌年の5月のメイSまで3連勝します。その後秋緒戦の毎日王冠を3着の後に天皇賞・秋で3冠牝馬ジェンティルドンナ、3歳馬で皐月賞馬のイスラボニータを抑えて優勝し、重賞初制覇がG1初制覇となりました。ただ勝利自体もこれが最後になってしまい、6歳になった翌年も海外遠征などしますが未勝利で引退となりました。社台SS→ブリーダーズSS→イーストスタッドを経て今回東北牧場さんへ移動となります。

血統面は兄弟に米国G1トラヴァースS勝ちの種牡馬Flower Alley、マイルCS勝ちのトーセンラー、フローラS3着でランブリングアレーの母であるブルーミングアレーがいます。兄弟がこれだけ優秀ですから母系の力はあります。産駒は中央ではウインドジャマーが10月に3勝クラスを勝ち上がってOP入りを決めました。母父がアフリートということもあり、ダートで活躍していますが、産駒全体を見てもダートの方が勝率も高いので地方で活躍する産駒が出てくるかもしれません。

ちなみに東北牧場さんには繁殖牝馬もちゃんといますので、お節介ですが、配合を考えてみました。フィーユドノワールという現役時代はサンデーRの募集馬だったゴールデンサュシュ牝系のクロフネ産駒の牝馬がいますので、ダートでの活躍を考えるとぴったりだと思い架空配合してみました。

Lyphardの5×5が発生します。お母さんが高齢なので体質面が気掛かりですが、濃いクロスを持たないのでその点は大丈夫かと思います。中央のレベルでは勝ち上がった馬はダイワメジャー産駒のシューサクオーという馬がいますが、この馬は船橋、金沢のダートでも10勝をあげています。クロフネ牝馬は優秀なスピードを持っていますからなんなら芝でも…という馬になってくれないかな?とも思います。

もう一頭クロフネ産駒の牝馬ディックカントウという馬がいます。この馬は現役時代は門別、岩手で走っていた馬です。

ディックカントウの母父はアフリートですから、活躍しているウインドジャマーに通じるものがあると思います。牡馬で出てくれたらダートで絶対面白いと思うんですけどね〜

スピルバーグは現状産駒が活躍しているとは言えない状況ですが、ダートでの産駒の活躍があるように地方競馬で輝くチャンスはあると思います。ディープ系のダート馬はいませんから、ある意味貴重ですし青森の馬産にとってもGoodニュースではないでしょうか?東北牧場さんもそういったダートでの活躍を見越しての導入でしょうから、今回の挑戦がどういった結果を生むのか楽しみに待ちたいと思います。

今回はスピルバーグでいっぱい書いてしまったので、次回ベルシャザールについては書きたいと思います。

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