先週の気になる馬【4/10-11】

おはようございます

先週は土曜に2つのG2、そして日曜日は桜花賞でした。

まずは阪神牝馬S 芝1600

勝ったのは社台RHのデゼル(4牝・友道厩舎)でした。母アヴニールセルタンの良血牝馬です。昨年のオークスでは2番人気だった馬です。欧州の血が流れる馬なので古馬になって良くなってきましたね。大外から見事に差し切り勝ち。しかし今年の社台と川田騎手は調子がいいですね。

次は中山 芝1600mのNZT

こちらは広尾のバスラットレオン(3牡・矢作厩舎)が5馬身差をつけての逃げ切り勝ちで圧勝でした。メンバー構成的には平凡だったかもしれませんが、楽に行かせると危険な存在です。前回は新人の古川奈穂騎手で軽量を活かしての勝利でしたが、そこから連勝でG2制覇となり、NHKマイルへの優先権獲得となりました。朝日杯4着で個人的には世代の基準となる馬だと思っていたので、存在感を示しましたね。キズナ産駒は前哨戦は勝てても本番では勝てていないという状況ですので、次がどうなるかですね。

そして日曜の桜花賞

こちらは2歳女王ソダシ(3牝・須貝厩舎)がサトノレイナスの急追を再び凌いで無敗の桜の女王となりました。血統は何度も触れているシラユキヒメ牝系。父、母、母父、母母とも金子オーナーの持ち馬という金子オーナーの結晶の様な馬になります。今年亡くなったクロフネの産駒というのもまた感慨深いですね。タイムもコースレコード1.31.1ということで本当にクロフネ産駒の牝馬はレベルが高いですね。レースの内容も先行して早め抜け出しという横綱相撲でした。オークスは距離の問題があるので、ここからはどう距離を伸ばしていくかの調整が必要になりますね。クラブ馬は5着以内に入ることができず、オークスの優先出走権は獲得できませんでした。

ここからはオークスに向けた戦いが始まります。牝馬にとって過酷な距離との戦いです。1勝馬たちはフローラS、スイートピーSからソダシへの挑戦権を賭けて戦います。

そして今週は皐月賞です。最も速い馬が勝つレースと昔は言われていました。最速馬はどの馬になるのか?注目しましょう。

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