先週の結果です💡
4/8 中山2R 3歳未勝利 ダ1,200m
マローディープ(セン3/木村哲)
まさかの1番人気での出走となった今回はメンバーのレベル的にも高くは無さそうでした。今回は7番枠ということでしたので奇数番の先入でしたが、ゲートを嫌がる馬がいたこともあり待たされます。嫌だなぁと思っていたらやはり若干後手を踏みスタートで追走することになりました。何とか押し上げて直線でも追って伸びましたが勝ち馬には及ばず、2着馬も捉えられず3着/16頭でした。
4月8日(土) 中山2R 3歳未勝利 ダート1200m 北村宏司(56.0kg) 3着 1人気
木村哲也調教師「前走のことがあるので、北村宏司騎手も返し馬から気合いを付けてくれて、気持ちを乗せていってくれました。ゲート裏でも同じ様に気持ちを抜かせないように注意してくれましたし、これならスタート後はスッと出て行ってくれるかと思ったものの、ゲートで待たされてしまったことで、馬のトーンが落ちてしまいました。その分行き脚が付かなかったですし、直線ではしっかり脚を伸ばしてくれていることを考えると、『もう一列前で競馬がしたかったです』とジョッキーが話していたように、序盤の位置取りが響いてしまいました」
コメントにもあるように勝ち馬よりも前のポジションでレースをしておきたかったですね。
これでダート1,200mでは2着→3着となりました。成績が安定してきましたし、ゲートさえもっと上手くなれば勝ち上がる力は十分ありそうです。問題は中山開催が終了してしまうことですね…
関東圏なら東京で1,300m、1,400mがありますし、福島では1,150m、新潟では1,200mがあります。ローカルならレベルが落ちると考えて遠征に出るか、伸ばすか、縮めるかで東京にするか。あとは連闘という選択肢もありますけどね…
ただこの距離は大きいレースはありませんし、徐々に力をつけて上のクラスで戦える力をつけてくれればOKですから、次は絶対勝てるような万全な準備で臨んで欲しいですね。
4/9 中山5R 3歳未勝利(牝) 芝2,000m
バロンゾラーレ(牝3/久保田)
コスタレイ(牝3/池上)
バロンゾラーレが1番人気、コスタレイは6番人気でした。スタート後は流石にコスタレイは後方からになりましたが、バロンゾラーレは好位追走。バロンゾラーレは終始2番手の外目、コスタレイは徐々に進出して中団まで押し上げて直線に入ります。バロンゾラーレは4コーナーで外に膨れたことで前2頭と離されてしまい、加速にも手間取ります。結果最後はよく伸びたものの前は捉えられず0.4秒差の3着/15頭。コスタレイは大外から上がり最速の末脚を繰り出しますが0.5秒差の5着/15頭となりました。
バロンゾラーレ コメント⏬
- 23/4/9 久保田厩舎9日の中山競馬では五分のスタートを切り軽く促しながら好位3番手につける。そのまま直線へ向かうが追い出してからジリジリとした伸びになり、前を交わすことができず3着。「現状としてはまずまずの状態でレースへ送り出せたと思うのですが、芯の緩さが目立つためか、勝負どころから直線への走りに課題を感じさせましたね…。もう2~3完歩我慢できれば良いのだけれども、我慢できずに手前を替えて外へ膨らんでしまい、トモがハマるのに時間がかかっているうちに前と離されてしまいました。整ってからの伸びは目立ち、やはりいいものを持っていると思わせるのですが、今日の走りだけを見ると直線の長いところのほうがいいんですかね…。初戦の感触から瞬発力勝負だとどうかなと思うところがあったので中山を試してみたのですが、思うように決まらず歯がゆいです。体は上手く持っていけたように思えるのですが、それでも肌ツヤを見ているともっと良くなると思えます。あとは膝を含めた脚元ですね。今は安定しているとはいえ、無理が重なると心配になるところでもあるので、この後は決めつけず、状態を見ながらどうすべきか慎重に判断したいと思っています」(久保田師)前走は直線でやや窮屈で走りづらそうにも思えるシーンがありましたが力を見せてくれていましたので、今回の巻き返しを期待していました。促しながらになりましたが好位につけることができていましたし、これならばと思ったのですが、いざ追われると少しモタついてしまいました。坂上からの伸びは目を見張るものがあったのですが、現状の完成度が出てしまったのかもしれません。ここで決めたかっただけに残念でなりませんが、続けて好走できていることからも力上位なのは間違いありませんし、次走以降に期待をかけたいと思います。このあとはレース後の状態を見たうえでどうしていくか判断していきます。
コスタレイ コメント⏬
4月9日(日) 中山5R 3歳未勝利 (牝) 芝2000m 石橋脩(54.0kg) 5着 6人気
池上昌和調教師「普段から牝馬らしくイライラする面を見せていたのですが、パドックでもそうした所は時折見受けられましたね。それでもレースではしっかりと走り切ってくれましたし、スローペースの中で最後までよく伸びています。騎乗した石橋脩騎手も『初めての分だけスタートしてからの行きっぷりや勝負所の反応はひと息でしたが、返し馬から血統馬らしい品の良さがありましたし、非常に良いレース内容でしたよ』と褒めていました。優先出走権を得ましたが、この後の心身の状態をよく確認してから、どうするか検討いたします」
バロンゾラーレはこれで2戦連続の3着です。今回は8枠も仇になったかもしれませんが、トモがまだ甘いんでしょうね。相当奥手の血統のようですからここで決めてじっくり行きたかったので残念です。直線の長いところで行けば東京、新潟開催がありますがどうするでしょう?
逆にコスタレイは良くやったと言える5着でした。完全に前残りのレースの中を上がり最速で5着だったのでセンスのあるところを見せてくれました。こちらも東京でこそ期待したいのですが、ようやくデビューに辿り着いた馬ですし、慎重に行きそうですね。
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