MLB プロスペクトランキング2021

おはようございます。

先日MLB.comのプロスペクトランキングTop100が発表となりました。

https://www.mlb.com/prospects/top100/

上位10名だけを書き出してみましょう。

1位 Wander Franco SS タンパベイ・レイズ 2017FA

2位 Adley Rutschman C ボルチモア・オリオールズ 2019Draft 1st

3位 Spencer Torkelson 3B/1B デトロイト・タイガース 2020Draft 1st

4位 Jarred Kelenic OF シアトル・マリナーズ 2018Draft 6th(NYM)

5位 Julio Rodriguez OF シアトル・マリナーズ 2017FA

6位 Mackenzie Gore LHP サンディエゴ・パドレス 2017Draft 3rd

7位 Bobby Witt Jr. SS カンザスシティ・ロイヤルズ 2019Draft 2nd

8位 CJ Abramas SS サンディエゴ・パドレス 2019Draft 6th

9位 Ke’Bryan Hayes 3B ピッツバーグ・パイレーツ 2015Draft 32th

10位 Nate Pearson RHP トロント・ブルージェイズ 2017Draft 28th

やはり基本はドラフト1位選手が名を連ねていますね。書いてある数字は全体での順位なのですが、上位ばかりです。基本的には野手が上位を占めていますが、SSは3人も入っていますね。それだけSSはポテンシャルが重要なポジションだと思います。守るにしても肩、足が備わっていないといけませんからね。あのタティスJrもGM的には将来CFを守らせるかもと言われていましたから、SSとして生き残るのは大変です。

上位の選手のチームを見てみるとマリナーズはかなり期待ができるのでは無いでしょうか?外野手が2人も上位にランクインしています。4位のケレニックはもともとはメッツ傘下所属でしたが、ロビンソン・カノーの絡むトレードでマリナーズに移籍して来ました。早ければ今シーズンMLBデビューが予定されています。そして5位にはフリオ・ロドリゲスもいます。こちらは2022シーズンでのデビューが予想されています。マリナーズの外野には昨年のAL ROYのカイル・ルイスがいますから、3選手ともに期待通りの活躍を挙げれば外野手のメンツで見ればかなり期待ができるのでは無いでしょうか。

チーム別の人数で見てみましょう。

AL EAST TOR 4人 BAL 5人 TB 8人 BOS 3人 NYY 2人

AL CENTRAL CLE 3人 KC 3人 DET 5人 MIN 4人 CWS 4人

AL WEST LAA 2人 OAK 0人 HOU 1人 SEA 6人 TEX 3人

NL EAST ATL 4人 MIA 5人 NYM 4人 WSH 1人 PHI 2人

NL CENTRAL MIL 2人 STL 3人 CHC 3人 PIT 4人 CIN 4人

NL WEST ARI 4人 LAD 2人 SF 4人 SD 4人 COL 1人

オリオールズ、レイズ、タイガース、マリナーズ、マーリンズは5人以上がTOP100にランクイン。レイズはダントツの8人ランクイン!ただしすでにMLBでデビューを迎えている選手も多いです。パドレスからトレードで獲得したパティーノや昨年のラッキーボーイのアロザレナなどもそうですね。タイガースは不振の影響かランクインしている5人の選手は全て上位25位以上です!!ケーシー・マイズなどデビューはしていますが将来のエース候補ですからね。

逆に気になるのは0〜1人の4チームです。アストロズ、ナショナルズはそれぞれ2017、2019のWSも制していますから補強の為にプロスペクトを手放さざるを得なかったというので致し方無しと言ったところでしょうが、アスレチックスとロッキーズは成績とファームの層の薄さが見合わないような気もします。このままズルズル行くとまずいですね。主力をトレードしていくことも考えるかもしれません。実際ロッキーズはカージナルスとアレナードのトレードがまとまる予定になっています。シーズン中にも変動して来ますからこのランキングは注目しておく必要が今後もありますね。

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